まず、このリンク先のマンガを読んでみてください↓
今日のブログあげたよ! まめきちまめこニートの日常 : 他の人が買ってるの見ると猛烈にそれが食べたくなる病 https://t.co/Wx9k2wPBCs
— まめきちまめこ (@mamekichirou) November 14, 2018
こういうのって、日常での”あるある”ですよね^^;
誰しも一度は経験のあることじゃないかなって思います。
行動経済学とは?
このマンガからもわかるように、(自分を含めて)人間というのは、
僕らの想像している以上に、物事をありのまま見ずに、捻じ曲げて解釈しているのです。
さっきの例で言う、売れ具合とか、周りの反応とかで自分の考え方は簡単に変わってしまうわけですよ。
だから、人間というのは、決して合理的ではなく、不合理な存在なんですね。
自分の欲求・気持ちを100%理解していて、完璧に理性的で合理的に物事を判断できるのであれば、
周囲の状況で自分の判断が変わったりするわけがありません。
でも、現実の人間は、不合理で感情的で、周囲の環境によって簡単に自分の判断を変えてしまうわけです。
そして、困ったことに経済学の理論では、人間を合理的なものとして扱っていて、その不合理なところに目を向けていないんですよね。
だから、現実と理論の間にはズレが生じるわけです。
そこで、登場するのが行動経済学です。
行動経済学というのは、人間は不合理な存在であることを前提にして、人間の心理面・感情面に着目して分析をしていく経済学なんですよね。
行動経済学は日常で役立つ経済学
で、僕らみたいなフリーランスの立場からすると、通常の経済学って、役立てるのが難しいんですよね。
というのも、国家とか大企業が中心になっていて、話の規模が大きすぎるからです。
それに対して、行動経済学というのは、個人に焦点を当てているので、
僕らの日常でも十分に使える知識がたくさん得られるんですよ。
だから、学ぶ価値はすごく大きいです。
例えば、さっきの漫画の中で出てきた心理変化について、その知識を使って解説するとすれば…
希少性の原理
最初の”アメリカンドッグ→いももち”については、
希少なもの・限定されたものほど魅力的に移るというものが用いられています。
あるいは僕でいうと、最近、旅行してきたんですが、
”ご当地限定グルメ”みたいなものって、なんか食べたくなってしまうんですよね。
あとから考えれば、そのとき本当に食べたいものが別にあったりするのに、
「せっかくの旅行だから…」「いまを逃したら、もう二度とないから…」って考えると
途端に気持ちが変わっちゃうっていうあれです。
バンドワゴン効果
そして、次の、”いももち→アメリカンドッグ”については、バンドワゴン効果ってやつですね。
バンドワゴン効果というのは、みんなが支持しているものは正しく見えたり、自分も同じ行動を取りたくなってしまう効果のことです。
街を歩いていて、みんなが空を見上げていたら、自分も気になって空を見上げてしまいますよね。無意識のレベルで。
あるいは、行列ができていると自分も並んでみたくなったり…とか。そういうやつです。
一般向けに行動経済学を解説してくれている書籍
こういう話を聞いて面白いなって思った人は、以下の記事に載せてある書籍を読んでみるといいです。
本当に、世界への見方が変わると思いますよ。
かなり面白い話なので、経営とか商売に関わりのない人でも、全員に読んでほしいな~って思う次第です。
それでは、今回は以上です^^
ありがとうございました!