起業に関心がある人が、必ず考えることとして、
「資金はいくら必要なんだろう?」という疑問が挙げられると思います。
「起業」って言葉を聞くと、
社会人として何年も働きながら、毎日の生活費を切り詰め、
数百万円ものお金を貯めて、銀行や投資家などから多額の借り入れを起こし、
そこまでして始めてスタートラインに立てる
…みたいなイメージありませんか?
一生分のお金をかけての一世一代の大勝負
…みたいな^^;
(少なくとも僕はそんな風に思っていました)
でもそんな人に僕が言いたいのは、
・起業するのにお金は要らないし、
・借り入れをせずに無借金で起業するべきだ
ということです。
起業するのにお金は要らない
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起業に関してよくある思い込みが、
「起業するためには大きな資金(資本)が必要だ」
というものです。
でもこれはハッキリ言って間違ってます。
起業するために大きなお金なんて必要ありません。
なぜなら、
インターネットのおかげで起業資金が必要なくなった
からです。
実際に僕が知っている人でも、
数万円の投資から1年で1億円の事業を作った人がいるくらいです。
ネットのおかげで起業が簡単な時代がやってきたんです。
インターネットが起業を簡単にしてくれた
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産業革命が起こってからの時代では、
経営者になるためには大規模な資本が必要でした。
なぜかというと、生産するためには、
大きな土地を用意して、
そこに工場を建設し、
その工場で働いてくれる労働者たちを雇い入れる
必要があったからです。
でも今はリーマンショックが起きて、情報の時代になっています。
情報の時代である現代では、
自分の頭の中にある知識やノウハウを公開するだけで
立派な事業を作り上げることができます。
実際にブログの広告収益だけでも、
月100万円以上稼いでいるような人がたくさん出てきてますよね。
昔であれば事業を起こすためには、
土地や人件費がたくさん必要だったのに、
現代はインターネットのおかげでそんなもの必要なくなったのです。
つまり何がいいたいかというと、
インターネットが普及した現代において、
起業に必要な資金はサーバー代と電気代だけになった
ってことです。
サーバー代なんて、いいものを使っても1年でせいぜい2~3万円程度です。
電気代もパソコンを動かすだけですから1日10円くらいでしょうか。
それくらいのお金ならバイトすれば簡単に貯まりますよね。
起業するために特別に大きな資金を用意する必要はないんです。
日本のベンチャー投資は少なすぎる
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もちろん「大きな事業がしたいから…」という理由で、
お金を貯めたり、融資を受けたりというのはあるでしょう。
でも僕としては小資金で起業してしまって、
それによって生まれたお金を、
繰り返し再投資したほうがいいんじゃないかなと思います。
つまり、無借金の自己資本で経営するということですね。
なぜそれをオススメするかというと、
日本ではベンチャー投資が少なすぎるからです。
これについてはいい記事を見つけたのでリンクを張っておきます。
↓↓↓
日本のベンチャー投資はどれほど少ないのか?
↑の記事の内容を簡単にまとめると、
ベンチャー投資のリスクを分散する技術が発達したことで、
アメリカでは個人投資家たちがベンチャー企業に投資する環境が整っているが、
日本では投資を銀行がメインで行っているため融資を受けづらい
…といことになります。
アメリカのベンチャー投資額が4兆円に対して
日本は720億円ですもんね。
アメリカと日本ではそれだけ環境に違いがあるということです。
起業するための融資を受けようと思ったら、
銀行と仲良く付き合っていかなくてはいけない…。
・・・なんか面倒くさく感じませんか?
(あくまでも個人的な銀行への偏見ですが^^;)
だから起業するなら、
自己資本で始めて再投資を繰り返す方法がおすすめだ
ということです。
まあ楽天のような大きな会社を作りたいなら、
話が変わってくるんでしょうが…。
まとめ
- インターネットの普及により資金ゼロでも起業できるようになった
- 起業するなら自己資本で始めて再投資を繰り返す方法がおすすめ
つまりは「起業しやすい時代がやって来た」ということですね。
世間の常識から言えば、優秀な人は大企業に入って、
安定したサラリーマンとして一生勤め上げるのが普通でしょう。
実際、東大生などの高学歴の人たちは、
官僚になったり、大企業に入ることを目標に
就職活動している人がたくさんいますよね。
でもこれからは東大生・京大生のような
優秀な人こそ起業して当たり前という時代が
やってくるんじゃないかなと思います。