先日、WordPressを使っていると、「サイトヘルス」というところに、「データベースのバージョンが古い」という注意が表示されていることに気づきました。
自分が使っているデータベースのバージョンが MySQL 5.5 であるのに対して、WordPressの適正なバージョンはMySQL 5.6以上らしく、「このままだと問題が起きるかもしれないから更新が必要」とのことです。
ちなみに、自分が普段使っているさくらサーバーの管理画面まで行って確認してみたところ、現在の最新バージョンは、MySQL 5.7 みたいですね。
とはいえ「別に更新しなくても問題ないでしょ」なんて思っていたので、ずっと後回しにしていたのですが、
あるとき、ふと思い出して検索してみたところ、更新に必要な作業はそんなに難しくなさそうだったので、「いい機会だからやってみようか」と思い立ち、こちらの記事を参考にしつつ、更新の手順を進めていくことにしました↓
さくらサーバでMySQL5.5をMySQL5.7にバージョンアップ
途中まで順調だったのですが、案の定、問題が発生しました。
古いデータベースから新しいデータベースへ、データをインポートするところで、どういうわけか、”phpMyAdmin”のログイン画面に戻されてしまいます。
ユーザー名とパスワードを入力すれば、ログインできるのですが、データをインポートする前の段階に戻されるので、どうすることもできません。
で、それからは、あれこれ調べてみたのですが、やっぱり仕組みを理解していない素人である自分には難しい。。
なんかいろいろ原因は考えられたのですが、その中でも一つ確実に言えそうだったのがこちらです↓
phpMyAdminでインポート可能なファイルサイズの上限は32MBとなります。これ以上の容量をインポートされたい場合は、メールにてサポートまでご相談ください。
【新コントロールパネル】phpMyAdmin:データベースのエクスポート(書き出し)とインポート(読み込み)
自分がインポートしようとしているファイルのサイズを確認したところ、36MBだったので、あきらかに容量オーバーです。
ちなみに、ほかにも「PHPの接続情報が間違っている」みたいな原因もある気がするのですが、こちらについては僕では判定できませんでした。
でも、まあ、とにかくファイルサイズが大きいということは間違いないでしょう。
うーむ、これは困りました。。。
中身のデータを保存したとはいえ、参考にした記事に沿って、元のデータベースの中身を削除してしまっているので、もとに戻そうにも戻せないんですよね。
このままだとブログにアクセスできません。
というか、試しにデータベースが空の状態で、自分のサイトに接続したのですが、WordPressの初期設定画面みたいなのがむき出しになって、「これはマズイだろ…」という状況になってます。
とりあえずの応急処置として、さくらサーバーのファイルマネージャーから自分のサイトにベーシック認証をかけて、初期設定画面につながらないようにしておきました。
ですが、お手上げ状態であることには変わりありません。
そこで、「これ以上の容量をインポートされたい場合は、メールにてサポートまでご相談ください。」と書いてあったこともあり、さくらインターネットさんのサポートに助けを求めるメールを書いて、その日は終了。
サイトが表示されないままなので、「早く直ってくれ~!」って思いつつも、あとは、サポートさんの対応を待つしかありません。
更新作業をする前は、「バックアップを取ってあるから問題が起きたら戻せばいいでしょ」なんて軽く考えていたのですが、まさかデータを戻すことすらできないなんて…。
ちょっと動揺してしまいましたが、この機会にもっとWordPressの仕組みについて勉強しておいたほうがいいのかもしれません。
つい最近まで、インターネットの簡単な仕組みですら、ちゃんと理解できてませんでしたからね^^;
というわけで、データベースの更新については「【さくらサーバー】データベース(MySQL )のバージョンアップで起きた問題メモ【後半】」に続きます。