この記事では、「チーズはどこへ消えた?」という本の紹介と、読んでみての感想を書いていきたいと思います。
この本と出会った経緯としては、以前、古本屋で見かけて買ってみたの「超ベストセラー」という帯のところのキャッチコピーと、すぐに読めそうな分量に惹かれて買ってみたという次第になります。
いま、こうやって購入した理由を眺めてみると、やっぱり「ベストセラー」みたいな権威・社会的な証明に人間は弱いんだなって思いました。まんまとかわされているわけですからね^^;
内容について簡単な紹介
本書の内容については、こちらの商品説明文の引用を読んだほうが早いかもしれません↓
この小さな本が世界のビジネスマンを変えてゆく!
迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。チーズは、ただの食べ物ではなく、人生において私たちが追い求めるもののシンボルである。
ところがある日、そのチーズが消えた!
ネズミたちは、本能のままにすぐさま新しいチーズを探しに飛び出していく。ところが小人たちは、チーズが戻って来るかも知れないと無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに旅立つ決心を…。
大手トップ企業が次々と社員教育に採用。単純なストーリーに託して、状況の変化にいかに対応すべきかを説き、各国でベストセラーとなった注目の書。状況変化への対応を説いたビジネス書として、人生のいろいろな局面を象徴した生き方の本として多くの人に読まれています。アナタの人生は確実に変わる!
商品説明文より引用
で、これを踏まえた上で僕なりにも一応説明させてもらうとすると、「単純だけど直感的で行動力のあるネズミ」と「頭は賢いけど理屈っぽくて状況に振り回されやすい小人」の二組の対比を通して、変化の激しい時代を生き残るための知恵を学ぼう!みたいな趣旨になっています。
話の内容としては、以前紹介した「仕事は楽しいかね?」と重なるところが多かったりしますね。
読んでみての感想
この本の教訓というか、伝えたいこと自体はシンプルで、それは「変化を恐れるな」「物事を難しく考えずに素早く行動しよう」といった内容なのですが、僕が面白いなって思ったのは、やらない言い訳をする小人たちの描写です。
「これは自分の責任ではない」とか「我々には権利がある」「チーズが見つからなかったらどうするんだ?」「しばらく腰を下ろして待ってればなんとかなる」などなど。
その数々の言い訳に「あ~、いつも自分がよくやるやつだなあ」と、すごく共感できました^^;
賢い頭脳というのは、使い方によっては、自分を良い方にも・悪い方にも引っ張ることのできるものですからね。
理屈をつけて現実逃避する人の様子が上手く描かれているなあって思いました。
こんな人におすすめ
僕はあれこれ理屈で考えてしまう人間なのですが、そんな僕と同じタイプの人にぜひ読んでほしいなって思いました。
すぐに読み終わる分量なので、読書に慣れてない人でもおすすめです。
こちらもおすすめです
ちなみに、この本を「自分のビジネスに役立てよう」ということで興味を持った人には、こちらのセミナーもおすすめです。
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