成功小説で有名な犬飼ターボさんが、ブログですごく役立つことを書いていたので、ここで共有したいと思います↓
ビジネスは「ストーリー」を決めて、後は「発想だし」の作業なの。
物語に必要なのは、誰が誰に何をするか。1、私は何者か?
2、顧客は誰か?
3、提供する価値は何か?「こんな私が、こんな人たちに、こんな価値を提供します」
っていうストーリーを作ること。
そして、どうやったらもっと価値を提供できるかを、
いろんな「アイディアの公式」に当てはめてアイディアを出していく。
例えば、
同じ商品を3個セットにしたら売り上げが増える、みたいなやつね。
いろんなアイディアを試していけば、売り上げは増えるよ。だいたいね、経営がうまく行っていない人は、ストーリーがグダグダ。
「人見知りの私が、お金を節約したい人たちに、楽になる生き方を教える」
グダグダなのに、いろんなアイディア出したってうまく行くわけがない。経営っていろんな情報があるし、専門用語もカタカナが多くて難しいように感じるかもしれないけど、ポイントはそういうことなんです。
わかりましたか?
重要なポイントをすごくシンプルに解説してくれています。
本当に勉強になりますね。
正直、個人レベルの商売なら、マーケティングとかの勉強するよりも、
面白い物語・ストーリーがどうやって作られるかの勉強をしたほうが、よほど効果あるんじゃないかなって思います。
マーケティングの本とか自分なりに一通り読んだりしましたけど、
あれって、「データを集めて公式に落とし込んで解を導く」みたいな考え方が気に入らないんですよね^^;
良くも悪くも「学校のお勉強」ってかんじです。
確かに、大事な考え方だし、知っておいたほうがいいんだろうけど、そこに固執しないほうがいいと思うんですよね。
理論としてはわかりやすいけれど、現実はもっと複雑だし、その公式に無理やり落とし込もうとすると、うまくいかないことが多いので。
昔は、データを集めて分析し、論理的に考えて逆算思考で実行していく…というのが正しいスタイルだったと思うのですが、
今の時代は、とりあえずファンになってくれる人を集めて、大事なことはその後で考える…っていう行き当たりばったりのほうが上手く行きます。
なぜかというと、論理的に考えて出た結論は、みんなが思いつくことなので、すでに飽和しちゃってるからです。
学校の勉強であれば、飽和とか考える必要はないので、論理的な思考のみが評価されるわけですが、
ビジネスの世界は人対人の世界なので、論理的であることが何もかもを支配するわけじゃないんですよね。
そんなわけで、「やればそのうち何かが見えてくるだろう」という行き当たりばったりな思考の方が、今の時代には適しているんじゃないかな。
ただ、あまりにも行き当たりばったり過ぎると、軸がブレブレでファンになってくれる人もいないわけで、
だから、そこで「ストーリー」が大事になってくるわけですよ。
ストーリーによって語られる共同信念・理念というものは、人間同士を結束させるのに役立ちます。
宗教上の神話が、いかに人々を団結させてきたか?については、歴史を見れば明らかですよね。
だから、ストーリーが自分とお客さんの強固な関係を築くために、とても役に立つんです。
ということで、マーケティングの本を読むよりも、人に面白がってもらえるようなストーリーを作るための勉強をしましょうって話でした。