ダイエットのノウハウを商品化したい人へコンサルティングしてみた。

 

以前「僕の文字起こしを手伝ってくれる人が出てきた」という話をしたと思いますが、

先日、最初の電話での相談(コンサルティング?)を終えたので、その内容をまとめておこうと思います。

 

まだまだレベルの低い僕ごときが、人にビジネスを教えるのもどうなんだろうと思う部分もありますが、

でも、正直いうと僕にとってはすごく有り難いことなんですよね。

 

 

というのも、何かを学ぼうと思ったら、人に教えるのが一番手っ取り早いからです。

 

 

そんなわけで、僕自身、これまでどんな勉強をするにしても、”教わる相手”というよりは、”教える相手”を常に求めてきたフシがあって、

ビジネスについて学んだり、ブログを書き始めて練習していたときも、なるべく過去の自分に教えるように頑張って書いていたわけなのですが、

いかんせん生身の人間じゃないとイメージが沸かないし、うまくいかない部分も多くて挫折していました。

 

ただ、それが今回、こういう機会に恵まれたわけで、とてもラッキーに感じています。

(ワガママを言うと、一人ではなく、もっとたくさんの人に直接教えさせてもらいたいところですけどね^^;)

 

 

で、話を戻すと、その方には大まかに3つほどアドバイスさせていただいて、

僕自身のためにも、ここで簡単にまとめておくことにします。

 

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[1]商品開発は見込み客が集まってから行う

 

この方は、「ダイエットのノウハウを商品化して売りたい!」ということだったのですが、

「具体的にどんな商品・サービスを販売したらいいか分かりません」という悩みを抱いていて、そのために行動できない状態でした。

 

ただ、これから先のことを逆算して、最初に商品を用意してから人を集めて商品を販売しても、あまり意味がないんですよね。

 

というのも、すでに見込み客の中で悩み(あるいは悩みの原因)が顕在化しているのであれば、

その人は何かしらの行動を起こして、すでに別の商品を買っているだろう…と言えるからです。

 

だから、僕らみたいな人間は、見込み客が漠然と困っていることについて深掘りして、

その漠然とした悩みのもとを発掘し、それに対して商品を開発し提供しなくちゃいけないということですね。

 

で、そういうことを考えると、最初から「どんな商品を売ればいいか?」って考えるのは、かなりリスクが大きいんです。

だって、何日もかけて案を練ったところで、自分の意見だけで作ったものは、独りよがりになりやすいし、誰からも必要とされないから。

 

なので、自分が何を売ればいいか?はすごく気になることだと思うんですけど、

気になる気持ちはぐっと抑えて、最初に見込み客を集めて、そこからコミュニケーションを取って、みんなで商品内容を考えていったほうが、よほどいいものが出来上がるのです。

(というか、お客さん本人の意見を取り入れて方向転換ができるので、ハズしようがありません。)

 

というわけで、商品開発は見込み客が集まってから行うべし!ってことですね。

だから、商品内容というよりは、見込み客を集めるための情報発信のコンセプト作りこそが重要だと言えるでしょう。

 

[2]素人向けに簡単な言葉を使って間口を広げる

 

今回、相談にのる前に、DRMの要となるリスト収集をするためのプレゼントを作るように話しておきました。

 

で、そのプレゼント用のレポートを見せてもらった感想としては、

元ライターさんなだけあって、内容はとてもまとまっていてよかったです。

 

しかし、いかんせん、レポートの主要なテーマである「ファスティング」というものがわからないんですよね。

それは僕がダイエットに興味のない男だからというだけじゃなくて、周りに聞いたかんじでも、認知度&関心度が低い様子が伺えました。

 

というわけで、ざっくり粗く説明すると、

  1. 「痩せる方法教えます」
  2. 「その方法とはファスティングです!」
  3. 「ファスティングの具体的な方法は…」

という形にレポートを変更するように伝えました。

(最初は3.の要素だけだったということです)

 

この方法なら、ファスティングに関心の薄い人にでも読んでもらいやすいですし、すでに作ったものを活用して簡単に書き直せますからね。

つまりは、読者に教育することによって、少なかった需要を大きく変化させる…ということです。

 

 

あと、知識がたくさんあって、その分野に詳しい人は、どうしても一部の人にしか分からない難しい用語を使ってしまいがちなのですが、

それだと同じくレベルの高い一部の限られた人しか興味を持ってもらえませんし、結果として一部の人しか見込み客になりえないんですよね。

 

だから、なるべく何も知らない読者さんでも理解できるような言葉を使って、多くの人に関心を持ってもらえるように、間口を広げることが重要です。

どうしても難しい用語・概念を理解してもらう必要があるなら、リストを取ってから時間をかけて教育していけばいいんですね。

 

[3]最初の挨拶で覚えてもらう

 

この方は、リスト収集にLINE@を利用しているのですが、

一通目のメッセージがほぼ初期メッセージのままだし、プレゼントの返信を促すような文章が見当たりませんでした。

 

というわけで、自己紹介と目的を共有してもらえるような文章を書くように伝えました。

 

具体的に、どんなことを書けばいいか?については、すでにある素材をもとに話したので、ここでは省略しますけど、

  1. 記憶に残るような実績
  2. 経歴を書きつつ活動の理念・理想を語る
  3. 理想の実現のため、これからあなた(登録者)に何を提供するのか?
  4. 最後に、あなた(登録者)がやるべきことはこれです!

…みたいな順番で伝えていけばいいかなって思います。

 

 

ちなみに、メルマガとかの第一通目はとても重要です。

第一通目で読まれなかったら、2通目でも同じく読まれないことは”ほぼ確定”するからですね。

 

でも、あまり考え込んでいても、何も始まらないので、

最初は短くでもいいから、上の形式で自分なりに当てはめたらいいんじゃないかな?ってかんじですね。

 

 

[総評]もうすぐ最難関を超えられるのでは??

 

ネットを利用したビジネスで一番むずかしいと言われているのが、コメントやメッセージなどの何かしらの反応をもらうことなのですが、

様子を見る限り、その壁はもうすぐ超えられるんじゃないか?っていうかんじがします。

 

本人は、「レポートを配布しても返信が来ない」と悩んでいましたが、僕から見ると原因はかなり明確でした。

 

 

今回、僕からアドバイスさせてもらった部分を直すだけでも、反応率がケタ違いに上がるので、

以上の3点を変えるだけで、感想なんかすぐにもらえると思うんですよね。

 

で、感想をもらえるということは、価値を受け取ってくれる人がいるというわけなので、それは「0が1になった」と言えるわけです。

あとは、地道に1を積み重ねていけば、それに応じて収益も発生するので、挫折する可能性もグンと下がるでしょう。

 

 

最終的に、有料商品を売り出す段になって、いろいろ考えることも出てきますが、

まあ、ダイエットについて言えば、アフィリエイトとかいろいろ組み合わせることも可能だと思うので、問題ないでしょう。

 

やっぱり、学習意欲があって、文章が書ける人を指導するのは、(こういっちゃなんですが)ラクですね^^;

これからも僕が知っている程度のことであれば、どんどん伝えていきたいと思います。

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