今日確認したら、このブログにコメントを付けてくださる方がいて、本当にありがたいな~というか、奇特な方もいるもんだな~って気持ちになりました。
ただの日記だし、更新もそんなにしてなかったし・・・。
でも、これもいい機会なので、なるべく定期的に書いていきたいと思います。
思ったこと、考えたことをすばやくまとめる練習にもなりますからね^^
それで、先日、自分の商品の値上げを行ったのですが、無事に売れましたので、そのときに思ったことなどをまとめていこうと思います。
だから、今日のテーマは、
自分で作ったサービスや商品の値段の付け方
ということですね。
価格は、自分の気持ちで決めればいい。
で、結論から言ってしまうと、やっぱり価格の付け方は、自分の気持ち次第になると思います。
「気持ち次第」というと、かなりざっくりした説明になってしまいますが、もう少し詳しく言うと、
・どんな人に(どんな気持ちで)買ってほしいか
・人数的にどれだけの人に売りたいのか
・売上をどれくらい伸ばすか
・お客さんの対応にどれくらい時間をかけるか
・どれくらいの価格なら自分がやる気になるのか
…といったところですね。
自分で作ったサービスですので、別にどれだけ安かろうが、高かろうが、人から文句を言われる筋合いはありません。
納得した人は買ってくれるし、納得しなければ買わずに去っていくし…。
それだけの単純な話なんです。
大事なのは、商品・サービスの内容を偽らず、正しく伝えること
自分のサービスに値段つけて販売するに当たって、一番不安に感じることが「これじゃあ、ちょっと高いよ」みたいな苦情が来ることだと思います。
自分の頑張りに対して、クレームとか苦情がきたらショックですもんね。
だから、「適正価格っていくらかな?」とか「これじゃあ高すぎるんじゃないか…」みたいに不安になるわけですが、
でも、本当に大事なのは、サービスの内容を正しく伝えて、そのとおりの価値を提供することなんです。
だって、ちょっと考えてみてください。
そのへんで拾ってきた石ころに100万円の値段をつけて売ったとしましょう。
ただし、売るときには、
「拾ってきた場所」「本当にただの石ころであること」「特別な力(スピリチュアルなもの)なんかも存在しないこと」などを
全て正確に説明するとします。
さて、この前提で、ただの石ころを100万円で売ることは、悪いことなのでしょうか?
…いえ、決してそんなことはありませんよね。
一切のウソ・偽りなく販売しているわけですし、本人も「ただの石ころであること」を理解して100万円払っているのですから、まったくもって悪いことじゃありません。
じゃあ、逆に、スワロフスキーのクリスタルを「ダイヤモンド」だと偽って、たったの1000円で販売したとします。
これだと、ウソをついてるので、もちろん苦情が来ます^^;
でも、販売してるのは、石ころじゃなくてクリスタルだし、価格も100万円じゃなくて、1000円ですよね。
ここがポイントです。
つまり、
どんなにサービスが安くて質の高いものであっても、ウソをついて販売したら苦情が来るし、
どんなにサービスが高くて質の低いものであっても、正確に伝えて販売したら、お客さんは納得するんです。
なので、はじめて自分のサービスや商品を売ろうとしている人は、
販売する価格を気にするよりも、サービス・商品の中身を正確に伝えることに集中した方がいいんです。
どんなに高くても、買う人は必ずいる
だから、値段っていうのは、なんというか、”あってないようなもの”なんですよね。
価格は、ビジネスモデルやマーケティングの都合上で、売上を最大化するために「〇〇円です!」って決めるものであって、
決して、「このサービスの内容だと、この値段じゃなきゃダメだ」なんてルールは存在しないのです。
自分が、1万円といえば1万円だし、100万円だと言ったら、その日から100万円になるんですね。
そして、面白いことに、どんなに高くても、それを買う人は必ずいます。
そりゃ「石ころを1億円で…」みたいな小学生のような無理をふっかけられると困るのですが、
それでも理論上は、購入確率が低下していくだけで、決して0(ゼロ)にはならないと思っています。
「0.00…1%」みたいなイメージで、探し続ければどこかで買ってくれる人に出会えるでしょう。
価値というのは、何かの数式で画一的に、絶対的に決まるものじゃなくて、
その人の内面を通して判断される、とてもファジーで、曖昧なものなんです。
だから、同じ1万円の商品を見ても、「安い!絶対買わなきゃ損だ!!」という人もいれば、「高すぎる…。誰が買うんだよこれ。。」っていう人もいるわけですよね。
以前、なにかの記事で見かけたのですが、
ホリエモンが価値の説明をするときに、自分の飲みかけの”いろはす”のペットボトルを持ち上げて、
「1000円で売るので、買いたい人はいますか?」って言ったんですよね。
そしたら、1000人くらい?のうち、2,3人くらいが手を挙げてました。
僕だったら絶対そんなの買わないですけど、欲しい人からすれば、そうではなくて、1000円以上の価値を感じるから手を挙げたわけです。
だから、この話を読んだとき、僕は、
価値というのは、商品やサービスの中に存在するんじゃなくて、購入者の頭の中にあるんだな
って思ったんですよね。
この考え方は、すごく大事です。
みんなが100円でジュースを売っている中、200円で自分も全く同じジュースを売ろうとしたら、誰も買ったりしないでしょう。
全く同じものを買うのであれば、安いほうが得するに決まってますからね。
でも、自分で作ったサービスや商品は、自分からしか買うことの出来ない、唯一無二のものであるはずです。
だから、価格を考える際に、他の同じようなサービスと比較しても、意味がありません。
自分の気持ちとか、「どんな世界を実現したいか」という理想像をもとにして自由に決めるべきなんだと思いました。