「紳竜の研究」という有名なDVDを知ってますでしょうか?
今はもう引退されてしまった島田紳助さんが、漫才師として成功するための戦略だったり、自己プロデュースの方法が解説されているDVDなのですが、
この内容が本当に勉強になりすぎて、漫才師だけじゃなく、自分で商売する人は全員見たほうがいいんじゃないか、というレベルです。
で、そのDVDの中で、紳助さんは「最初から漫才のネタを練習しすぎない方がいい」みたいなことを言ってました。
その理由として、練習しすぎると自分にとってそのネタが当たり前になってしまい、面白いかどうかを判断できなくなるから、と説明されていたのですが、
これは僕もすごく経験があるというか、共感できるような経験があります。
同じネタを考えすぎると面白くなくなってくる
というのは、特にブログの記事を書くときです。
ずーっと内容を練って考えすぎると、いま考えていることが面白いのかどうか分からなくなってくるんですよね。
もっと詳しく言うと、ブログを書く目的は、基本的に読者に有益な情報を提供することですが、
ずっと同じ内容に向き合っていると、
「これはみんなが知っていることであって、自分がわざわざ書く必要がないんじゃないか…」
という気持ちになってくるのです。
深く考えずに書いてしまうこと
じゃあ、どうすればいいのか。
それはアイデアを思いついたら、すぐに記事にしてしまうことです。
好きなおかずは最初に食べてしまえ、というイメージですね。
「このアイデアは、後の大事なときのために取っておこう…」なんて考えていると、すぐに賞味期限がきて、せっかくのいいアイデアも腐ってしまうわけです。
僕も、ブログを始めたときは何も書くことがない…なんて悩んでました。
でも、よくよく考えてみれば、ブログのネタなんて普通に生活しているだけでも、いくらでも思いつくものです。
さっき言ったように、「これは面白くないかも」とか「これは後回しに使用」とか考えるから、何も書けなくなってくるんですよね。
だから、あまり深く考えずにスピード重視で書いてみること。
これが、ブログのネタを途切れさせない一番のコツかな、とようやく思えるようになってきました。
ブログのネタ以前に問題がある可能性も…
そして、アイデアを素早く形にするには、基本的な練習も欠かせません。
紳助さんは、漫才のネタを作って自分たちで練習する前に、まずはテンポよくよどみなく喋る練習をしたそうです。
それと同じで、素早く文字を打つためにキーボードを叩く練習だとか、自分の考えをわかりやすくまとめる練習を積む必要があります。
キーボードによるタイピングがどうしても苦手な人は、最近は音声による入力がありますし、
自分の考えをまとめる練習としては、誰かの文章を写経するという方法があります。
ちなみに、「素早く文字を打つ練習がなぜ必要なのか?」と気になる人もいるかもしれませんが、それは思考を途切れさせないためです。
文字を打つのに、いちいちキーの位置を探っていたら、書こうとしていたことを忘れてしまいますからです。
…ということで、この記事も見切り発車で書いてみました。
ブログによる情報発信は、僕自身かなり重視しているので、これからも継続していきたいと思います^^