意味のある努力だけを継続することはできない

「今日から毎日ブログ記事を書こう」

そんな決心をしては、数日経つと挫折する…。

この5年間くらい、僕はそんなことを繰り返してきました。

ですが、ここ3ヶ月ほどについて言えば、僕は毎日文章を書き続けられています。

まあ、こちらのブログだと、たくさん更新される日もあれば、全く更新されない日もあるかんじになっていますが、それは他の媒体の更新に時間を使っているからであって、文章そのものは毎日書き続けています。

たった3ヶ月間続いただけですし、これから先も継続できるかはわからないですが、それでも、いままでの中では、イチバン継続できていることになるんですよね。

では、いままでと違って、なぜ今回は継続できているのか?

それを自分なりにちょっと考えてみようと思います。

で、まずひとつ目としては「朝起きてすぐに文章を書くことにした」というのがあるでしょう。

やっぱり、習慣を作る上で、タイミングを決めることは重要です。

というのも、「いつやるか?」を予め決めておかないと、やりたくないことは、どんどん先延ばししちゃうんですよね。

で、そうやって先延ばしした結果、寝る前になって「まあ明日からでもいいや」というふうになってしまうわけです。

だから、先延ばしをしないためにタイミングを決めて(僕の場合は朝起きてすぐ)、その時点でやらないのだったら、今日はもうやらないというルールを決めました。

2つ目としては、書く時間を決めたことです。

これまでだと、「毎日ひとつ記事を更新する」みたいな目標の立て方をしていました。

でも、ひとつの記事を書くのにあたって、どれくらいの時間がかかるかって正直わからないんですよね。

「これを書こう」というテーマがあったとしても、書いているうちに「大して中身がないな…」となって、すぐに終わっちゃうこともあります。

逆に、何も書くことはないけど、それでも何かしら書いているうちに、次々と書くべきことが出てきて、止まらなくなるようなこともあります。

なので、毎日一記事といった目標を立てると、規則性をもたせることが難しくなってしまうんですね。

やっぱり、習慣を作る上では、規則性・リズムを作ることが重要になってきます。

そんなわけで、分量を定めるのではなく、予め1日30分みたいに時間を決めておいて、その時間が過ぎたら終了するようにしました。

最後に、「ただ書くことだけを目標に設定した」というのも継続できた理由になると思います。

以前の僕は「どうせ書くなら読者の役に立つ記事を書こう」と思っていました。

でも、いきなりそんな高尚な目標を掲げたところで、続けられないんですよね^^;

まず僕がやるべきことは、「書く」という行為そのものを習慣にすることです。

「役に立つ」とか「成果を生む」というのは、書く習慣が身についてから考えればいいのであって、書くことすらままならない状態で、あれこれ条件をつけても継続できません。

だから、まずは読者の役に立たないし、何の成果も生まないかもしれないけど、それでもいいからとにかく書いてみること。

そして、そうやってたくさん文章を書いていけば、玉石混交の記事ができあがるわけで、そのうち質の高いものを人に見せるようにすればいいし、質の低いものについては、こういう個人的なブログに公開すればいいのです。

そんなわけで、行動する前から「上手くやろう」なんて考えないことです。

質の高いものだけを生み出そうとすると、結果として、なにもできなくなってしまいます。

質の低いものは、質の高いものを生み出す上で、必要不可欠なんですね。

だから、そういう意味ではムダなんてないのかもしれません。

と、まあ、以上が「僕が書くことを継続できた理由」になると思います。

結局のところ、一番言いたいのは最後の部分になるかもしれません。

あれこれ頭を使って考えるのではなく、まずは自分の心が赴くままに行動すること。

もちろん、損得勘定はそれはそれで必要なのですが、僕がいいたいのは「損得勘定で行動することはできない」ってことです。

行動というのは、無意識のところにある「自分を表現したい」「エネルギーを発散させたい」みたいな部分から生まれるんじゃないでしょうか。

なので、僕らは、意識的に損得勘定をするモードと、無意識的にエネルギーを使って行動するモードの2つを交互にスイッチングしていくべきなんじゃないでしょうか。

以前の僕は、このスイッチングができないせいで、思うように行動できなかったり、習慣として継続できなかったのかなと考えています。

なので、これから先は、この切り替えを意識して、どれくらい物事が上手く運ぶかということを試してみたいと思います。

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