悩みは避けるのではなく上手く付き合うもの

生きていく上で、人並みにいろんな悩みを抱えてきた僕ですが、最近、その「悩むこと」について気づいたことがあります。

それは、「悩みを簡単に解決できる方法(ノウハウ・テクニック)があって、それを利用して手っ取り早く悩みを解消すればいい」という姿勢・考えが悩みの根本的な原因なんじゃないか?…ということです。

ノウハウ・テクニックで悩みを解決しようとするっていうのは、悩みに向き合うのではなくて、上手く避けて済ませようとしているわけですから、そんな逃げの姿勢で悩みが解決できるわけがありません。

だから、そうではなくて「まあ、人間だし悩んでしまうのも仕方ない」とか「腰を据えてじっくり向き合っていこう」というふうに、悩みに正面からぶつかっていく覚悟を持つべきだということです。

そういう覚悟が決まったとき、悩みを解決すべき課題として生産的に捉えられるようになり、いつしか悩みが悩みでなくなるのだと思います。

ちなみに、僕の知り合いで「リスクは避けるものではなく上手く付き合うものだ」と言った人がいて、すごく感心したのですが、彼の言葉を借りるなら「悩みは避けるものではなく上手く付き合うものである」ということになりますね。

現代はスマホひとつで何でも手軽に・素早く・簡単に解決できる時代ですから、そういう便利な環境がかえって、人を余計に悩ませているのかもしれません。

だからこそ、僕らの生活の中に、少しでも座禅のような「ムダな活動」を取り入れるべきなんだと思います。

そういう活動に日々取り組むことで、僕らの心の中には「そんなに効率の良さを求めなくてもいいじゃないか」という余裕が生まれます。

そして、その心の余裕が「悩みを避ける」のではなく「悩みと上手く付き合う」よう僕らを導いてくれるんじゃないかな…なんて思いました。

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