現在、僕は実家で85歳になる祖母と一緒に暮らしていて、昨日その祖母が僕にトーストサンドを作ってくれました。
で、それだけ聞くといい話なのですが、これは僕から頼んだわけでもないし、僕はお腹が空いていたわけでもないんですよね。。
「孫のために…」と思ってくれるのは有り難いのですが、正直、とても困りました。
食べ物ですから、むやみに捨てるようなことはできませんし、なによりも「これ食べなきゃ祖母が悲しむかもしれない」という罪悪感を抱かされたことに怒りを感じました^^;
で、とりあえず、その日は食べられそうになかったので、冷蔵庫にしまい、今朝になってなんとか食べました。
嬉しい・おいしいではなく、義務感でひたすら口の中に放り込んでいったかんじです。
で、そんなことをしながら「前にも同じようなことがあったな~」と思い出したことがありました。
僕は観葉植物が趣味なのですが、その植物を上手く飾り付けるために、支柱を差し込んでいたんですね。
で、それを見た祖母が、新しい植物用の支柱を買ってきたらしく、「こっちのほうがいいでしょ」と、親切のつもりで僕が差し込んでいた支柱を引っこ抜いて、新しいものと勝手に交換してしまった…ということがありました。
植物には伸び方や成長の方向があるので、それを考えてキレイになるように上手く支柱に固定していたのですが、祖母に台無しにされたということですね。
まあ、とにかく愚痴ばかりで申し訳ないのですが、何が言いたいのかというと「それって本当に親切ですか?」ということです。
結果的に迷惑になっているとはいえ、祖母は、僕のことを考えて親切のつもりでいろいろやってくれたのでしょう(だからこそ厄介だと言えるわけですが…)。
なので、いつも「どうして一言聞いてくれないのかな?」と思うのですが、その一方で、「他人のことばかり言えないな」という気持ちもあります。
というのも、僕も親切のつもりで、お客さんに対してあれこれサービスを提供するわけですが、「それが本当に相手のためになっているのか?」と聞かれると、しどろもどろになってしまいそうです。
だから、自分一人で考えてサービスを提供するのではなく、ちゃんとお客様に質問すること。
頑張っていることが評価されず、逆に、大したことないと思っていたことが評価されたりするのがビジネスの世界です。
なので、「これって本当に親切なのかな?」ということを、改めて相手に確認していかなくちゃいけないなと感じました。
絶対に自分で判断しちゃいけません。相手と自分は違う人間なんですから。