少し前にも同じような話をした気がするのですが、大事なことなので今回も確認しておきたいと思います。
そうやって大事なことを何回も確認するために、このブログをやっているというのもありますし。
タイトルにもある通り、「ムダな努力ってムダじゃないんだよ」という話です。
成功する過程というのは、
- 何も行動しない
- ムダな努力だけど行動している
- 有効な努力を積み重ねている
- 成功
というような形になっています。
有効な努力を積み重ねるためには、その前に、「必ずムダな努力だけど行動している」という段階を踏む必要があるんです。
みんな「何も行動しない」状態から、一気に「有効な努力を積み重ねている」状態へと飛び移ろうとするから挫折するんですよね。
それは、いわば量と質を同時に求めているわけで、初心者がこの相反する2つのものをいきなり両立させられるわけがありません。
いきなり、お手玉しながら一輪車に乗ろうとするようなものです。
だから、最初は質についてはあれこれ考えず、量をこなしていくこと。
すると、自分のやった範囲の中で、質についての判断軸というか、基準みたいなものが形成されてきます。
で、そしたら今度は、質についての基準を一段上げて、また量をこなしていく…。
その繰り返しによって、質と量を両立できるようになるわけです。
それに、いきなり質を高めようとしたところで、そもそも「質が高いとは何なのか?」がわからないんですよね。
初心者が行動する前から質についていろいろ考えたところで、それはものすごく狭い視野で見た範囲の話になってしまうので、それこそ意味がありません。
なので、最初から質と量を求めちゃいけません。最初はムダな努力から始めていくべきなんです。
…とはいえ、もちろんですが、これは「永遠にムダな努力を続けなさい」という話でもありません。
最初はムダな努力から始めるより他に方法はないのですが、量をこなすごとに、努力の有効性を高めていく必要があります。
なので、行動する前にあらかじめ期待することを書いておきましょう。
例えば「ブログを100記事書いて、これくらいのアクセスがほしい」みたいなかんじです。
で、そうして実際に100記事書いたら、期待したアクセス数を達成できているか確認するのです。
まあ、期待した通りになる可能性はかなり低いのですが、それでも期待と結果を照らし合わせることで、なにかしらの気付きが得られるはずです。
「なるほど自分にはこれが足りてないな」みたいなかんじですね。
で、その気づきを踏まえた上で、今度は新しい目標を立てて、また結果を振り返って…の繰り返しです。
なので、結果を出せない人というのは、「最初から有効な努力をしようとして挫折するタイプ」か「結果を振り返らずにムダな努力を延々と続けるタイプ」のどちらかの気がしています。
というわけで、今日はここまで。