「『続ける』習慣」を読んでの感想とまとめ

 

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先日読んだ「『続ける』習慣」という本が非常にいい本だったので感想とまとめを書こうと思います。

 

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◆続かない理由

 

僕は勉強を習慣にしようとして何度も挫折した経験があるんですが、
そのたびに「自分はなんて意志が弱い人間なんだ…」というふうに自分を卑下していたんですよね。

 

でも本書を読んで、続かない原因が自分の意志力の弱さじゃないことに気づかされました。

続けるにはコツがあって自分はそのコツを知らなかっただけなんですよね。

 

本書によると挫折しないためには

・同時にいくつも習慣化しようとしないこと。
・ルールをややこしくしないこと。
・結果にこだわりすぎない。結果より行動に集中すること。

という3つの原則を守る必要があるそうです。

 

完璧主義者だった過去の自分は、同時にいくつも目標を立てたり、
結果にこだわるあまり行動に踏み出せなかったりと、
この3つの原則を見事に破ってました^^;

 

どうりで自分は習慣が身につかなかったわけです…。

 

◆続けるにはコツがある

 

本書ではありがたいことに、挫折を確実に防ぐため、
上記の3原則のほかに時期ごとの対策も練られています。

僕自身の復習のためにまとめると下のような感じです。
読んだだけじゃわからないと思うので興味のない人は飛ばしてください^^;

 

◆習慣化するために乗り越えなければならない壁とその対策

◎1~7日:反発期
とにかくつらい。挫折率4割

対策
・ベビーステップ(小さなこと)から始める
・記録をつける

 

◎8~21日:不安定期
振り回される。挫折率4割

対策
・パターン化する
・例外ルールをつくる
・継続スイッチを作る

 

◎22~30日:倦怠期
飽きてくる。挫折率2割

対策
・変化をつける
・次の習慣を計画する

 

上の内容を僕なりに簡単にまとめると次の3つになると思います。

①小さく分割する

最初から完ぺきを求めると挫折しやすいため、
自分の無理のない範囲でできることから継続すること。

結果に結びつかなくとも行動だけでも継続させると習慣になりやすい。

 

②自分の頑張りを視覚化する

続かないのは自分の頑張りが目に見えて返ってこないことが原因。
だから自分の頑張りを記録して視覚化することが重要です。
ただし、細かく記録しすぎると面倒になって続かないのでなるべく簡単に済ませること。

 

③環境を変える

人間は環境に左右されやすいものなので、
モチベーションを維持しやすいように自分の周りの環境を変化させ行くことが大切です。

具体的には目標を宣言して周りの人間を巻き込んだり、
ノルマをクリアしたときに自分へのご褒美を与えるなどすることが有効です。

 

◆感想

 

何をやっても三日坊主なところがある僕は、
どうやったら習慣が身につくのか、ずっと関心があったんです。

そんな僕にとってこの本は知りたい内容が盛りだくさんの素晴らしいものでした。

 

この本のいいところは習慣を身に着けるための方法を具体的に提案してくれているところです。

脳科学や心理学の本だと人間の脳の性質を解説することが目的になっているので、
実際に自分の生活に生かすためにどんな行動をとればいいのか、ピンとこないことが多いんですよね。

 

その一方でこの「続ける習慣」は、続かない理由の説明に限らず、
習慣化のコツを実生活に生かす方法が実例を通して学べます。

「何をやっても続かない…」という人には必ず役に立つ内容になっているので
そういう人はぜひとも読んでみることをお勧めします。

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