意味について考えるのはやめよう

新しいことに挑戦するとき、よく「こんなことやって意味があるのかな?」と悩んでしまって、行動が止まってしまう人がいます。

でも、そういう場合の”意味”というのは、いくら考えたところで意味がないと思うんですよね。

いちいち意味なんて考えず、愚直に実行していけばいいんです。

もちろん、世の中には本当の「意味のない行動」というのもたくさんあります。

無意味にブログやSNSを更新し続けるとか(このブログのことじゃないですよ^^;)、読まれもしない報告書に時間を掛けるとか、誰も発言しない会議を開くなどなど。。。

でも、これらの本当の意味での「意味のないこと」は、以下の3つの基準を満たせてないんですよね。

①なにを期待しての行動なのか明確に書き下せること
②行動結果を期待したことと比較し検証できるよう準備しておくこと
③やるべきことに優先順位をつけた上で優先こと

逆に言えば、これら3つの基準を満たしている限り、それは決して無意味な行為にはなりえません。

やればあとから確実に意味がついてきます。

それに、百歩譲ってその行為に大した意味がなかったとしても、優先順位がイチバンである限り、他にやるべきことなんてないわけじゃないですか。

ということは、何もしないでダラダラ過ごすよりは、大した意味がなくてもやったほうがいいということになりますよね。

そして、もちろん数ある”やるべきことリスト”の中から選んだ優先順位イチバンのものなので「大した意味がない」なんてことはありえません。

結局のところ、「意味がないんじゃないか」と考えるというのは、やらずに済む言い訳をしたいだけなんだと思います。

あるいは、自分の集中力・忍耐力が足りないので、大きな意味や目的というものに、自分を動かしてほしいという願望もあるんじゃないでしょうか。

とにかく人間は弱いので、なにかにつけて言い訳したり、なにか他のものにすがりつこうとしてしまいます。

なので、「こんなことして意味なんてあるのかな?」と考えてしまうときは、今回の話を自分に言い聞かせて、心を落ち着けるようにしたいものですね。

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