タイトルのとおりなのですが、人は「本当に悩んでいることを相手に相談できないものだなよなあ」とよく思います。
例えば、受験の相談で「勉強へのモチベーションを上げるにはどうしたらいいですか?」という質問があったとしても、よくよく話を聞いてみると、親御さんからの期待に応えられず心苦しく思っているということが、本当の悩みだったりするわけです。
ちなみに、本当にただ単に「勉強する気が起きない」ということで悩んでいる場合もあります。
だから、相談を受ける側は、質問内容のことで悩んでいるのか、あるいは本当の悩みが別のところにあるのかを見極めなくちゃいけません。
そして、それについては「チェックボックス式の決まった見分け方がある」とか、そういう型にはめてなんとかなる類のものではないんです。
全員を画一的に処理しようとするのではなく、一人ひとり違う人間なんだと心に留めて、ケース・バイ・ケースで対処していくしかありません。
なので、すべては勘と経験による判断なんですね。
じゃあ、その勘と経験を磨くために、僕らができることが何かというと、やっぱり「相手の話をちゃんと聞くこと」しかないんだろうなと思います。
話を聞いていると、ついつい「いや、それはこうすればいいわけで…」と上からあれこれ言いたくなりますが、そこをどれだけ我慢できるか。
それがよい相談相手になれるかどうかの分かれ目なのでしょう。難しいですね^^;
あと、ちなみにですが、悩んでいる人がたいてい潜在的に抱えている欲求が「安心したい」「ダメな自分でも大丈夫なんだと思いたい」じゃないかという気がします。
なんか、とりとめもない内容ですが、今日はそんなかんじです。