意味のある活動に取り組むこと

最近、自分の毎日の行動について記録をつけることを習慣化しようとしているのですが、その記録を後から振り返ってみると驚かされることが多いです。

というのも、思ったよりも自分が意味のある活動に取り組めてないんですよね。

メールやチャットの返信であったり、お客さんの対応といった、いまある仕組みを維持するための活動ばかりになってしまっていて、規模を拡大していくための新しい試みには全く時間を割けていないのです。

 

ドラッカーは「成果をもたらすのはマーケティングとイノベーションであり、それ以外はすべてコストである」といったそうですが、僕はそのうちの「イノベーション」に全く取り組めていないということになるのでしょう。

きっと仕事で成果が上がらないとか、人生が上手くいかないというのは、こういうところが原因になっているんだろうなって思います。

みんな、いまやっていることを継続するか、あるいは、起きた問題に対処するだけで毎日精一杯なんですよね。

でも、昨日と同じことを続けたところで、昨日と同じ結果しか生まれないわけですし、

もっと言うと、資本主義社会というのは、進歩し続けていくのが常の世の中ですから、昨日と同じことをやっていたら、昨日と同じ結果どころか、どんどん得られる結果が小さくなっていくのです。

一度上手くいった人が落ちぶれていくのも、こういうところに問題があるからだろうなって思います。

 

そんなわけで、大きく成功しようと思ったら、過去の問題に目を向けるのではなく、明日の機会に焦点を合わせなければいけません。

というのも、過去の問題を解決したところで、せいぜい過去と同じか、それ以下の結果が得られるだけだからです。

そして、これは現状維持にしか興味がなくて、「別に大きな成功はいらない」という人も同じですね。

自分の意思がどうであろうと、世の中が常に変化し続けていくのには変わりないので、それに合わせて自分自身も常に進化し続けるくらいでないと、現状維持なんてとてもできません。

よって、生き残るためには「今日、自分はなにか新しいことに取り組めたのか?」「明日に向けて意味のある活動に取り組めたか?」といったことを常に問いかける癖をつけなくちゃいけないのでしょう。

 

と、まあ、ここまでの話だと「世知辛い世の中だ…」みたいな暗い話に受け取られがちなのでしょうが、

逆に言えば、どれだけ小さくてもいいから、何かしら変化しようと挑戦し続ける習慣さえ作れたら、あとは安定して成長し続けるのも、それほど難しいことではないのかもしれません。

そんなわけで、毎日の行動記録をつけつつ、「意味のある活動に取り組めたのか?」と問い続ける習慣を自分も作っていこうと思いました。

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