教科書の探しかた

以前、なにか大きな目標を達成したり成功しようと思ったら、まずは教科書を用意するところから始めるべきだという話をしました。

というのも、正解・不正解の判定基準になるものがなければ、自分の努力が正しいのかすらよくわからないままになってしまうからです。

まずは、自分の頑張りに対して、なにかしらの方向を与えてくれるようなものが必要になるわけですね。

 

では、今回ですが、「その教科書をどうやって探すか?」ということを書いてみようと思います。

まあ、結論から言えば、「こうすれば絶対に一発で上手くいく」というものは存在しなくて、手当たりしだいに片っ端から探していくしかありません。

 

まずは、自分の気になるテーマについて、関連するキーワードで検索をかけていきます。

そうしてヒットしたもののうち、評価が比較的高いものを選びます。Amazonだったら★4以上は欲しいところですね。

あとは、その選んだ本を片っ端から読んでいきましょう。

そして、その読んだ本のうち一番良かったものについて、同じ著者が書いた別の本か、参考文献に載ってある気になる本をまた片っ端から読んでいきます。

そうこうするうちに、「これは…!!」という感動した本に出会えると思うので、そういうものが見つかったら、その本を教科書として何度も繰り返し利用するようにしてください。

 

あくまでも感覚上の話ですが、少なくとも30冊くらいは読まなくちゃ教科書として使えるものは見つからないかもしれません。

そして、教科書として使える本は、古典的な本が多い気がします。

やっぱり、時の試練を乗り越えてきたものには、それなりの何かがあるのかもしれませんね。

 

そして、その一方で、ものすごく評価の高い作品でも、「なぜか自分とは合わないな…」みたいなことが起きたりします。

それは「僕がその本を理解できていないから」という面もあるのでしょうけど、どちらかといえば「お互いの呼吸が合わない」と表現したほうがしっくりくる気がするんですね。

いくら評価が高いとはいえ、自分に合わないものだと、あとで繰り返し何度も復習することが難しくなってしまうので、多少評価が低くても、自分に合うものを選ぶようにするといいんじゃないでしょうか。

 

上手くいかず困ったときに、いつでも参考にできる一冊があるのと・ないのでは、精神的な不安も全然違ってきますので、ぜひとも「これぞ!」という一冊を見つけてもらえたらなって思います。

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