最近、SEOやSNSによる集客だったり、セールスについてイチから学び直しているのですが、そんな中で非常に役に立った本がこちらです↓
この本では、Web上でモノを売るために必要なセールスについて、その原理原則を解説してくれているのですが、この本の良さというのは、とにかく「実践してもらう」という視点で作られているところにあると思います。
正直、いままで僕が読んできたセールスの本って、書いてある内容はすごく勉強になるんですけど、読み終わった後は「…で、具体的にはどうすればいいんだっけ?」みたいな状態に編んってしまうんですよね。。
すごく役に立つのだろうけど、新しいことを学ぶときって右も左も分からないので、一度にたくさんのことを詰め込まれても、要領の悪い僕には全然消化できません。
ただその点、この本はあれこれ詰め込んだりせず、必要最低限の基本事項に絞ってまとめてくれているんですよね。
さっき見た限り140ページだったのですが、これくらいの量だとサクッと読めますし、最初の方の内容もちゃんと頭の中に残したまま最後まで到達できるので、セールスについての全体像が把握しやすくなってます。
セールスについては、僕も一通りは本を読んだり動画を見て勉強してきたつもりなのですが、そんな僕でも「あ、これ実践できてなかったな」と思わされるところがたくさんあるんですよね。
かといって、それって初めて知った内容かというと、決してそういうわけでもなく、一度勉強したことのあるはずの内容だったりするわけで、きっと覚えるべきことが多くて、自分の中で消化しきれなかったのでしょう。
ちなみに、本の最後には、親切にも「セールスレターの見直しのためのチェックリスト」がついているので、順番に確認していけば、成果の出る文章が書けるようになっています。
というわけで、僕の感想をまとめるとすると、「ずっと手元に置いて何度も何度も繰り返し復習したいコピーライティングの本」ってことになります。
コピーライティングについて、もっと他のことについても知りたいという人は、これを理解した上で別の書籍を読めばいいでしょう。
こちらの本で基礎的な知識がついている分、他のコピーライティングの本を読んだときに理解しやすくなっていると思います。
あと、これは余談になりますが、この本の「はじめに」のところでは、「セールスには『ルール』がある」という話をしてくれているのですが、
そこでの話の構成とか流れを真似して、自分なりの要素に置き換えていけば、かなりいいかんじのセールスレターが書けるんじゃないかって個人的には感じました。
本当にバランス良くまとまったいい本なので、今後も丸呑みして血肉にするくらいの勢いで、繰り返し読んで勉強していこうと思います。