仕事でも勉強でもスポーツでもなんでも構わないのですが、何かしらの望ましい結果を得ようと思ったら、それに向かって行動する必要があります。
行動さえできていたら「すぐに」とは言わないまでも、結果は後からついてくるだろうし、逆に、なんの行動も取らずに結果を出すことはできません。
よって、結果をもたらすのは「行動力」ということになります。
では、この「行動力」というのは、何によってもたらされるのか?
それをここでは「心」というふうに定義したいと思います。
「心」という表現が曖昧でピンと来ない場合は、「習慣」というふうに置き換えてもいいでしょう。
とにかく、この「心」という要素を上手く利用することが、行動力を増やすコツだと思うんですよね。
というのも、それが好きなことなら、無理せずともたくさん行動できるけれど、それが嫌いなことだったら、いくらやる必要があったとしても、なかなか行動できないわけで、そんなかんじで、「心がそれを好ましく感じているかどうか?」が行動力に大きな影響を与えるからです。
ちなみに力学では、位置(x)・速度(v)・加速度(a)というパラメータを用いて、物体の運動を考えるわけですが、これら3つのパラメータと、結果・行動・心(習慣)という3つの要素の関係性は似ているなあって思ったりするのです。
なぜなら、加速度がプラスに向いていれば、位置や速度がどれだけマイナスであろうとも、いつか必ずプラスに転じるし、逆に、加速度がマイナスになっていると、位置や速度がプラスになっていても、いずれ必ずマイナスになるからですね。
まあ、これは余談に過ぎませんが…。
で、ここまで話しておいて申し訳ないのですが、そこまで考えたはいいものの、肝心の「心はどうやったら変えられるのか?」という疑問については、よく分からずじまいなんですよね^^;
まあ、そんなの簡単に答えが出せるわけがないし、あったらあったで、そっちのほうがおかしいと思うのですが。。。
ただ、それでも一つ言えることが、「心にとってマイナスになるようなことはしてはいけない」ということです。
例えば、いくら行動量を増やせばいいとはいえ、無理してやりすぎると嫌いになってしまうわけで、そうすると、短期的にはプラスでも、長期的には行動できなくなってマイナスに働いてしまいますよね。
よって、いまのところは、「快さを伴う範囲で毎日必ずやること」というのが僕の結論になっていて、そういう習慣的な努力によって自分の(主に無意識的な)感性を少しずつ変化させていくしかないんだろうと思います。
あと他にあるとすれば、別の人間やコミュニティなどの影響による感性の変化とかがあると思うのですが、こちらについては、またの機会に話せたらと思います。