ドラッカーといえば、偉い経営者さんが読んでいる本として、よく名前を挙げているので、誰しも一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
実際、ドラッカーの本は僕みたいな一般人でも、読み物として純粋に楽しめるもので、読んだことのない人はぜひ読んでみてほしいのですが、その中でも、僕が特に好きなものがこちらです↓
本の内容としては、タイトルの通り「イノベーションをどうやって起こすのか?」ということと、「組織の中に起業家精神を根付かせるにはどうすればいいのか?」ということをまとめたものになっています。
イノベーションっていうと、なんとなく僕らは「天才のひらめきによって生まれるもの」というイメージがあるじゃないですか。
でも、ドラッカーはそれを否定して「(もちろん偶然で起きるイノベーションもあるけど)大半のイノベーションは体系的な努力によって起こすことができる」と主張するのです。
そして、その「努力によって起こせるイノベーション」を、彼は以下の7つに分類しています。
- 予期せぬ成功・失敗を利用する
- ギャップを探す
- ニーズを見つける
- 産業構造の変化をしる
- 人口構造の変化に着目する
- 認識の変化を捉える
- 新しい知識を活用する
この本の中では、それぞれの機会を具体例と一緒に解説してくれているのですが、特に1と2あたりは本当に面白いので、そこだけでも読む価値があるんじゃないかなって思いました。
さて、ここからは、この本を読んで僕の意見なのですが、これらの7つの機会の考え方は、ブログやYoutubeなどで発信する情報のネタを考えるときにも役立つんじゃないかなって思ったんですよね。
なので、さっきの7つの機会を情報発信向けに僕なりにアレンジすると以下のようになります。
- 思った以上に喜ばれた(or 喜ばれなかった)話
- みんなの常識を破壊するもの
- よくある質問・悩みを解決するもの
- 時事ネタ・ニュース系の話題
- 新しく学んで得た知識の解説
優先順位的には、まずは1番から考えてみて、思いつかなければ2番、3番…と降りていくイメージですね。
こうやって体系的にネタ探しに取り組めば、みんなに喜ばれる面白い話ができるんじゃないかと思いますので、まあ、よければ参考にしてみてください。