以前、こちらの記事で紹介した「習慣の力(チャールズ・デュヒッグ著)」という本の中では、以下の3つ+αが習慣を構成する要素として挙げられています。
- きっかけ
- 行動
- 報酬
(+α.報酬を期待する欲求)
で、この本を読んだとき、個人的に盲点だったなと感じたのは、1の「きっかけ」です。
例えば、「本を読んで勉強する」ということを習慣化させたいとしても、きっかけとなるタイミングを決めていないせいで、読書をするのがどんどん後回しになり、気づけば一日が終わっているということがよくありました。
人間、慣れないことはどうしても後回しにしてしまいがちなので、前もって「どのタイミングで実行するか?」を明確に決めておかなければいけません。
あと、もうひとつ大切な要素として、「報酬」の部分にもしっかり注意を払う必要がありそうです。
よくありがちだと思うのですが、周りの人からのプレッシャーとか義務感から「~しなければ…」と考えている場合、目標となる行動を取れたとしても、報酬となるような達成感が伴わないので定着しません。
だから、やっぱり自分自身が本心から望んでいることじゃないと、習慣にはできないのだと思います。
本当に自分がやりたいことだったら、それがどんなに大変で慣れないことだとしても、終わったあとに気持ちよさがやってくるものですからね。
そんなわけで、頑張ってやり遂げたにも関わらず、終わったあとに達成感とか快さが感じられないのであれば、それについて「本当に自分のやりたいことだったのかな?」と疑ってみたほうがいいかもしれません。
周りからの期待を自分自身の欲求だと思いこんでしまっていることは、僕を含めて、誰しもよくあることですからね。。。