無気力状態で頑張れない原因とは?個人の性格は関係ない?



 

先日、心の病について調べていたところ、こんな動画を見つけました↓

 

動画について簡単にまとめると、うつ病になった元高校教員の方が、病気になる前後から回復の過程までの実体験を話していく…という内容になっています。

こういう体験談は、同じ病気の人からしてもすごく心強いだろうし、素晴らしいコンテンツだなあって思ったので、こちらでも共有させていただきました。

 

うつ病の回復に効果のあったこと

 

で、僕が個人的に参考になったポイントが「うつに効果のあったこと」について語られている部分で、この方はそれについて、

  1. 早起き
  2. 服薬
  3. 運動
  4. アルコールをやめる

という4つを挙げられているんですね。

 

精神論ではなく具体的な行動が大切

なんか、話を聞く前は、心の病の治療方法って「頑張らないこと」「リラックスして気持ちを落ち着かせること」みたいな、フワッとした対策が出てくるのかな?って印象だったのですが、

今回の話で挙げられている4つのポイントについては、随分具体的といいますか、精神論ではなくフィジカルに偏った内容になっているのが興味深いな~って思ったのです。

 

うつ病になった経験がない自分が比較するのもどうかと思うのですが、僕も頭がボーッとして、何もする気になれなくて…という日があったりします。

ただ、その前後について記録をつけるなりして、正確に自分の行動を振り返ってみると、一日中引きこもって生活リズムがめちゃくちゃになっていたり、体を動かさずにずーっと座りっぱなしだったりするんですよね。

だから、今回の話は説得力あるなあって感じました。

 

 

なぜうつ病に陥るのか?

 

これはあくまで僕のイメージでしかないのですが、うつ病っていうのは、きっと何らかのストレスに対する防御反応になっているのかなって思ったりします。

「これ以上いくと身体が壊れる!」という危険を察知した身体が、強制的にブレーキを踏んだ状態…みたいな。

だからこそ、身体が動かなくなるし、心もボーッとして何も感じることがなくなる。

 

で、その防御反応を引き起こすストレスっていうのは、肉体的な原因と精神的な原因に分けることができて、

肉体的なストレスの場合は、シンプルに働きすぎによる疲労、生活習慣・生活リズムの乱れ(陽の光を浴びていない)、運動不足が原因であり、

精神的なストレスの場合は、仕事の失敗とか、家族との離別、恋人とのトラブルなどなど…、まあ、そこは人によっていろいろあるでしょうが、そういう出来事が原因になるのでしょう。

 

 

肉体的な原因は軽視されやすい

 

それで、ここで僕が強調したいのは肉体的な原因の方なんですよね。

最近はそうでもないのですが、中高生の頃の僕とかって、気力が湧いてこないときは「自分の性格に問題があるから」「人格が良くない」みたいな思考に陥りがちでした。

つまり、頭でっかちになってしまって、肉体の方を軽視していたわけです。

 

でも、僕らっていうのは、人間である前に動物なんですよね。

 

例えば、ここにウサギがいたとして、真っ暗な狭い檻の中にそのウサギを閉じ込め続けたら、間違いなく元気がなくなることでしょう。

仮に餌の世話であったり、檻の中を清潔に保ったりしたとしても、暗い檻の中でずーっと閉じ込められ続けていれば、病気になって当然です。

 

…それなのに、自分たち人間についての話となると、途端にその状況に違和感を持たなくなる。

元気がない、やる気がでないのは、僕らの性格に問題が…みたいな方向へ、ついつい話を持っていきたくなってしまう。

 

 

意志の力を過大評価しない

 

これは、大人になってからよく考えるようになったのですが、

自分の性格・人格みたいなものが、何らかの結果に対して持つ影響力って、せいぜい全体の2,3%くらいなんじゃないかと思うのです。

 

それよりも肉体的な健康、周囲の環境、成果を上げるための方法といった、よりカッチリした具体的な概念の方がよほど重要で、

それに比べれば、人格とか性格みたいな定義のできないフワフワした概念なんて、取るに足りない、気にするだけムダなことなんじゃないでしょうか?

 

実際、今回の話で、うつ病からの回復に効果のあったことは、最初に挙げた4つのような精神論ではなく、極めてフィジカルな具体的な行動でした。

 

 

僕たちは、ふと油断すると、意志の力みたいなものを過大評価して、そこに原因を求めてしまいがちです。

なんで自由意志を過大評価するかというと、それが、動物にはない人間だけの特質だからだと思います。

自由意志とか、精神というものによって、自分たち人間は特別な存在なんだと、そう思いたいのでしょうね。

 

だから、何か原因を探るときも、自分の内面にスポットライトを当ててしまうし、現代の一般常識としても「そうすべきだ」とされているように思います。

友情・努力・勝利とか、よく有難がられていますからね。

 

…とまあ、長くなってきたので、話をまとめると、

  • 自分が頑張れないのは、自分という人格に問題があるのではなく、
  • 環境に問題があったり、方法が間違っていたり、フィジカル的な原因がある

というのが、僕が言いたかったことです。

 

僕自身、そう考えるように徹底的にクセづけていこうと思いました。

今回はそんなところです。





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