せどりの単純作業が苦痛すぎて稼げるのに辞めていった人たち

 

僕の知り合いに、せどりで起業した人が2人いるのですが、

興味深いことに「もう辞める」「面白くないから」「単純作業が苦痛」と二人とも口を揃えて話しているんですよね。

 

あ、ちなみに、せどりが悪いとかマイナスなイメージを与えたいのではなくて、

「人には向き・不向きってものがあるんだな」ってことが言いたいだけなので、せどりをやってる人は気を悪くしないでください^^;

むしろ、僕が”せどり”をやりたいくらいの気持ちなので笑

 

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せどりを放棄していった人たち

 

それで、ひとりの人については、1日1時間ほどの維持作業で、月に50万円くらいの収入になる…みたいなことを話していたのですが、

生活費が稼げるようになったら、毎日が退屈すぎて苦痛に感じるようになってきたらしく、いまでは引っ越しまでして、仲間と一緒に別のビジネスを頑張っているそうです。

 

で、それってすごいことだと思うんですよね。

 

というか、それくらいの労働時間でそれだけの収入を維持できるのであれば、僕だったら絶対やめないと思います笑

だから、話を聞いたときにすごい衝撃を受けました。

 

その場に、ウェブサイトを企業に売却して稼いでいる人もいたのですが、僕と同様に驚いてました。

「なんでやめちゃうの??」ってかんじです。

 

でも、とにかく本人からすると、1時間の作業ですら苦痛なんだそうですね。

 

 

で、もうひとりの人についても同じような状況で、労働時間については聞かなかったのですが、

同じく月収50万を達成した後に、まったくもってせどりに興味を持てなくなったらしいです。

 

いまでは新しく商品を仕入れることもせずに、在庫も減っていく一方なので、収益も当然落ちていくのですが、

当の本人いわく「辞める前提だしそれで構わない」のだそうで、

今後は、自分のやりたいファッション関係のビジネス?のため、その準備に時間を使っていく予定なんですって。

 

 

そんなわけで、結果を出しているものがあるのに、自分から積極的にそれを放棄している人もいて、

僕としては「すごいな」「(いい意味で)変わった人もいるもんだな」って思った記憶があります。

 

「誰でも稼げる」はマイナスなこと?

 

あと、他に印象に残っていることとしては、「せどりは、やりさえすれば誰でも確実に稼げる」ということです。

これも二人が共通して話していたことですね。

 

僕は、物販といえば、メルカリで不用品を売った経験しかないのですが、例えるならそんなかんじなのでしょうか?

確かに僕の周りには、現在、不要なものが割と多くあって、

出品したらそれなりのお小遣いになると思うのですが、面倒くさくて手をつけてません。

 

 

で、ここからが面白いのですが、

「やりさえすれば誰でも確実に稼げる」って、普通であればすごい魅力的な文言に聞こえるじゃないですか。

 

僕なんか「こんなダメな私でも結果出せますか?」って毎週といっていいほど質問してくる人がいるわけで、

そんな人たちからしたら、「誰でも確実に」って理想的と言っていいほど素晴らしいことですよね。

 

 

でも、当の結果を出してる本人たちは、それが”あたかもマイナスなこと”のように話していたんですよね。

「誰でもできる」=「誰がやっても同じだからやる価値がない」みたいに話していたのが印象的でした。

 

 

まあ、僕から見れば「誰でもできる」なんて思えないのですが、

でも、現実として本人たちはそう思っているわけで、これも世間一般の価値観と全く違っていて面白いなって思ったんです。

「人によって見え方ってここまで違うのか!」と。

 

みんな今の仕事を辞めたいと思ってる??

 

さて、ここまでは聞いた話を書き連ねただけですが、簡単にまとめるとすると、

「みんな今の仕事をやめたいと思っている部分があるのかな」ってところですね。

 

むしろ、楽しいうちは半人前みたいなもので、

辞めたいと思ってからが一人前みたいなところはあるのかもしれません。

 

 

というのも、いろんな人に話を聞くと、

  • 大企業に勤めている人たち「大きな組織はつまらないよ」
  • フリーランスの人「フリーランスは不安定だから・・・」
  • 経営者の人「社員の管理が面倒で・・・」

…みたいなかんじで、

「隣の芝は青い」ということをよく聞くからです。

 

 

正直、僕もいまメインでやっていることも、それなりには楽しめているのですが、

最近はそれ以上に、こっちのブログの更新のほうが楽しく感じることも多くて、

そんな理由もあって、お小遣い程度にしかならないこのブログを嬉々として更新していたりもするんですよね笑

 

 

まあ、自由に書きたいことを書いて楽しむのは全然いいことなのですが、

これを本格的にSEOをかけて、外注さんを雇って大量に記事を突っ込んで…みたいなことをやって、アドセンスを本格的にやっていくことになったら、

きっと今のようには楽しんで更新できないと思うんです。

 

もちろん、結果が出たときは楽しいと思うのですが、趣味的な楽しさじゃなくて、仕事的な楽しさにシフトするというか…。

楽しさの質が変わるってかんじでしょうか。

 

 

というわけで、成功者っていうのは、自分では「つまらないな~」って思いつつも、それを我慢して、ずーっと同じことをコツコツ続けられる人のことを言うのかな?

…なんて考えたりする今日このごろなのでした。

 

 

お仕事のやりがいって何なんでしょうね。

「働きがい」とか求めないほうがいいのでしょうか?

 

 

・・・とにかく今回は以上です。ありがとうございました^^

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