完璧主義が人をダメにする

こんばんは。

先日読んだ記事に面白いものがあったのでここで紹介しておきます。

 

年を取って気がついた、若いころの大いなる時間の無駄

 

この記事の内容を簡単にまとめると

①助けを求めない
②悪化した人間関係を取り繕うとする
③自分のミスや短所についてあれこれなやむ
④他人のことを心配しすぎる

という4つのために人生における時間・労力を大きく無駄にしてしまったよ…、

 

というお話です。

 

ぼくはこれを読んだとき

「なんでおれのこと知ってるの^^;?」

って思うくらいに自分に当てはまっててすごい共感できました。

 

例えば①でいうと、僕は勉強で自分のわからないところを質問できない学生でした。

 

(今でも若干そうですが…)

 

わからないことがあるっていうのが恥ずかしいことだと思ってたんでしょう。

 

(いま考えてみればアホみたいな考えですよね、

わからないことがあるから勉強してるのに。)

 

①~④のうち1つくらいは誰でも当てはまるんじゃないかな?って僕は思うんですが、

みなさんはどうでしょう?

 

時間があれば読んでみてください。

 

さて僕が考える限り、④は置いとくとして、

①~③に共通するのは「完璧主義」だと思います。

 

つまり完璧主義のために自分は人生損したんじゃないか、

と思うわけです^^;

 

(④もすごい重要なことですが、長くなるので別の機会に書きたいと思います。)

 

「完璧主義」っていうと良いことのように聞こえるかもしれませんが、

僕は完璧主義はメリットよりデメリットのほうが多いと思うので以下でその理由について書いていきます。

 

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◆完璧主義の弊害◆

 

前向きな意味で使われている限り完璧主義は本当に素晴らしいことだと思います。

 

ここでいう前向きの完璧主義っていうのは

「完璧を目指して絶えず改善を続けていこう」

という考え方のことです。

 

トヨタ自動車のカイゼン精神は海外でも高く評価されて見習われていますし、

日本が戦後、経済大国になったのもこのカイゼン精神のおかげといってもいいでしょう。

 

そういったこともあってか日本では

「人は完璧主義であるべきだ!」という風潮があると思います。

 

でもこれはいいことばかりじゃなくて、

たいていの人にはこの完璧主義が後ろ向きに働くんです。

 

ここでいう「後ろ向きに働く」ってどういうことかというと、

 

「完璧であることは素晴らしい」

から

「完璧にできないならやらないほうがましだ」

 

という考え方に陥ってしまうことを言ってます。

 

僕の例を出しましょう。

 

僕は国語がすごい苦手でした。

 

「次のア~エのうちから正しいものを選べ」

とかいう選択問題ならまだ大丈夫でしたが、

「~を30文字以内で説明せよ」

とかいう自分で作文するタイプの問題になるともうお手上げ状態でした。

 

それに加えて完璧主義だった僕は

「完璧な答案が書けないくらいなら書かないほうがいいよね…」

っていう考え方のために何も書かずに答案を提出することが多かったです。

 

自分の情けない答案を先生に見られるのが恥ずかしかったというのもあったのかもしれません。

 

結局そうやって国語から逃げ続けてた僕は、

いつまでたっても国語が苦手なままでした。

 

でもこれは当然ですよね。

 

ヘタクソでもなんでも考えて書くから上達するのであって、

最初から完璧にできる人なんているわけありません。

 

そのくせ当時の自分は

「おれって国語の才能がないんだなあ」

とか思ってました^^;

 

何の努力もしていないからそうなっているのに笑

 

これは僕の場合の話ですが他のことについても同じことが言えて、

完璧主義が後ろ向きに働くと何も新しいことに挑戦できなくなってしまいます。

 

完璧主義のために人は固まってしまうんです。

 

◆成功してる人は自分に優しい◆

 

Facebookの創始者であるMark Zuckerbergの言葉に

 

Done is better than perfect.

(完璧を目指すよりもまずは終わらせろ。)

 

というものがあります。

 

この言葉からわかるように、ぼくは社会で成功している人はいい意味で”完璧主義ではない”んじゃないかなと思います。

 

それは考えてみれば当たり前の話で、

成功者っていうのは新しいことに挑戦して、失敗を繰り返し、最後に成功するから「成功者」なわけです。

 

でも完璧主義の人だったら完璧を求めるあまり何も挑戦できません。

スタートラインにすら立てないわけです。

 

反対の例でいえばニート・引きこもりは完璧主義者が多いと言われています。

 

なぜかというと、完璧主義者の人は自分を追い込んでしまいやすいから身動きが取れなくなってしまうということなんでしょう。

 

僕も同じように高いハードルの目標を立てては、結局達成できずに自己嫌悪に陥ることがよくありました。

 

(ぼくも引きこもりタイプの人間です^^;)

 

こういったことから考えて成功できる人というのは

「失敗に寛容であり、自分にやさしくできる人間」

だとぼくは思います。

 

日本人の美徳として

「人にやさしく、自分に厳しく」

という言葉があります。

 

でも、これだと失敗を恐れるあまり自分が固まってしまって何もできなくなってしまいます。

 

むしろ

「人にやさしく、自分にもやさしく」

のほうが正しいんじゃないかなって僕は思います。

 

そのほうがいろんなことに挑戦できていい人生を送れますし、

自分の失敗に寛容な分だけ他人にも優しい人間になれるはずです。

 

まとめ

・完璧主義だと人間は固まってしまう(新しいことに挑戦できなくなる)。

・成功する人ほど自分にやさしい。

 

ということで僕も100点の文章ではなく60点くらいの文章目指して頑張っていこうと思います笑

 

文章ヘタクソでも勘弁してください^^;

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