2021年の振り返り

あけましておめでとうございます^^

本当は大晦日に投稿する予定だったのが、間に合わず、新年が明けてしまいましたが、新年一発目の記事として「2021年の振り返り」をやっておこうかと思います。

2021年を迎えるにあたって、僕はおおまかに3つの目標を立てました。

  • 就活して自分が良いと思った企業から内定をもらう
  • 研究で納得のいく成果を上げる
  • ビジネスで月収100万円を達成する

…まあ、かなり欲張りなかんじになっていますが、達成するかどうかはおいておいて、「こういうふうになったらいいよね」「こういう方向へ自分の時間を使っていきたい」くらいの気持ちで立てた目標になります。

で、1年経ってどうなったか?というと、就活と研究については目標達成できたんじゃないかと思っています。

まず就活ですが、4月頃から始めて、6月頃には志望する企業から内定をいただけました。

就活するにあたり100~200社ほどリサーチしましたが、職種や待遇が良いことだけでなく、内定後に見学もさせてもらった上で「ここが第一志望だな」と感じた企業に通ったので、これは目標達成といって良いんじゃないでしょうか?

就活について、右も左も分からない学生が(しかも一時期は休学していたわけですが)これだけ早く結果を出せたのは、小さくとも自分なりに商売をして、ビジネスについて少しかじっていたことが幸いしたのかもしれません。

もちろん、学歴もプラスに働いてくれているでしょうが、それだけで評価されたわけじゃないと思いたいです…^^;

とはいえ、就活の成功・失敗って、入社してみないとわからないので、まだ評価を下すのは早い気がするのですが(というか働き始めたら「仕事つらい…」って多分なっていると思いますが)、たとえこれでダメだったとしても「他の企業に行っておけば…」なんて後悔することはないだろうと考えています。

次に研究ですが、こちらについても、それなりの結果を出せたと思います。

先日、学位を取るにあたっての審査会みたいなものがあったわけですが、それもなんとか無事に済んで、担当の指導教官からは、お褒めの言葉をいただけました。

しかもそれだけでなくて、テーマが面白いので、他の人を混ぜた上で研究が更に発展したら論文投稿を目指してはどうか?…という提案もしていただけました。

「他の人を混ぜる」というのは、僕自身がもう少しで卒業ということもあり、これ以上研究を続けるのが難しいので、他の優秀な方に引き継いでもらう…という意味になります。

論文投稿できる可能性は、まだ五分五分以下らしいのですが、もしこの研究が形になって論文投稿できれば、僕も研究者として多少は仕事をしたことになるわけで、これ以上に嬉しいことはありません。心残りなくアカデミックの世界を去ることができます。

あとは、「博士号を取るときに有利になる」というのも、メリットとしてはあるみたいです。いまのところ、そんなことは全く考えていませんが。

まだどうなるか決まったわけじゃないので、「今後の発展次第」ということにはなりますが、それだけの可能性を見出してもらえただけでも、自分としては十分じゃないかなって思います。

まあ、とはいえ正直な話、研究内容・テーマについては、指導教官から相当なアドバイスをもらっています。

なので、「自分ひとりの力で結果を出した」というわけじゃなくて、ただ運が良かっただけな感じも否定できません^^;

ただ、どんな仕事でも、運やめぐり合わせの要素を避けることはできないのも事実ですから、「運も実力のうち」ということにしておきましょう。

その一方で、ビジネスについては目標達成どころか、現状維持さえもままならず、ほとんど活動停止状態になってしまいました。

冒頭で言ったとおり、目標を3つとも達成しようとなると、自分のキャパを超えてしまうところがあり、優先順位をつけた上で、ビジネスについては後回しにした感じです。

僕がもっと頑張れる人間だったら、こちらについても目標達成できたのかもしれませんし、事実、現状維持するくらいの努力はできたと思うのですが、残念ながら上手くいきませんでしたね^^;

これについては反省です。

ただ、2021年は研究活動に打ち込める最後の機会ということもあり、「副業よりも研究にもっと時間を使っておけば…」なんて、思い残すことのないようにしたかったのもありました。

2022年も引き続き、目標として月収100万円達成できるよう頑張っていくつもりですが、今年からは新生活も始まるわけで、もしかしたら2021年と同様に後回しになってフェードアウトしちゃうかもしれません…。

なので、そうならないように、ちょっとの時間でも少しずつコツコツ積み上げていく習慣を、いまのうちから身につけておきたいと思っています。

で、ここからは目標達成の話とは少し違ってくるのですが、2021年は個人的に、ものすごく良い習慣を身につけることができたと思っていて、それが散歩と座禅の習慣です。

そもそも歩くこと自体は、運動不足解消のため、以前からも習慣的にやっていたのですが、2021年になって少しやり方を変えました。

以前は、「週に2回ほど」を目安に「夕方から夜にかけて」歩くようにしていたのですが、2021年になって「毎日」「朝起きてすぐ」行くように変えたんですよね。

そして、夜は寝る前に30分ほど、座禅を組むようにしています。

なぜそんなことをしているのかというと、自分の心を落ち着けて、頭の中を空っぽの状態にするためです。

僕は、ざっくりいえば、頭を使って考える仕事をしているわけですが、本当に頭を働かせようと思ったら、まずは心と身体を整えることから始めなくちゃいけません。

頭脳労働だからといって「頭だけを使って考えていればいいんだろう」という態度は絶対にダメです。

そういう態度で過ごしていると、いざ考えようと思っても、雑念ばかり湧いてきてしまって、集中してものを考えられなくなってしまうんですね。

散歩と座禅の習慣は、僕が2021年で手に入れたイチバン良い習慣だと思っていて、結構おすすめしたりしているんですけど、時間をムダにしていると感じるせいか、やらない人が多いんですよね。

実際、僕もこういった習慣が身につく前は、

  • 「こんなことに時間を使う必要があるのか?」
  • 「それよりも他にやることがあるんじゃないか?」
  • 「もっと効率の良い時間の使いかたがあるんじゃないか?」

といった「やらないための言い訳」ばかり考えていました。

ただ、それでも「これはとにかく自分にとって必要なことなんだ」と言い聞かせて散歩と座禅を続けていくと、次第に心がスッキリしてきて頭がよく働くようになり、結果として成果を上げる面でもプラスになりました。

だから、お仕事の時間を1,2時間削ったとしても、絶対にやったほうがいいと思います。必ず元が取れます。

まあ、とはいえ、そういった「元を取る」「取らない」みたいな発想が、そもそも良くないんですけどね^^;

そもそも以前の僕には、「無駄なことを切り捨てていって役立つことだけで生活を固めよう」という考え方があって、そのせいか、気持ちの焦りのために失敗することがよくありました。

気持ちが焦っていると、早く結果を出したいあまり、周りの人と比較して「いま自分が取り組んでいることには意味がないんじゃないか?」なんて思考に陥りがちです。

そうして、いま取り組んでいることに挫折して、他の流行っている分野・手法に取り組むのですが、そんな態度では上手くいくはずがありません。

新しいことに中途半端に取り組んでは挫折する…ということばかり繰り返していました。

なので、結局のところは、自分にできることを一つずつコツコツと積み上げていくしかないわけですが、ただ、そんなことは頭では十分理解しているつもりなのだけど、どうしても気持ちが焦って、目の前のことに集中できなくなってしまうんですよね。

だからこそ、毎日時間を掛けて、心を落ち着ける習慣を作るんです。

朝日を浴びながら、公園の中を散歩して、美しい自然と触れ合ったり、あるいは、静かな部屋でなるべく何も考えず、ただ姿勢を正して座るのです。

すると、心がスッキリと落ち着いて、気持ちの焦りがなくなり、「結局は自分にできることを一つずつ積み上げていくしかない」ということが、頭ではなく心で理解できるようになるんですね。

そんなわけで、2021年についてまとめると「心を落ち着けるための習慣を身につけた一年」ということになります。

心と身体を健康に保つ習慣が身についたことに比べたら、冒頭に挙げた目標が達成できたかどうかなんて、どうでもいいことだとさえ僕は考えています。

だから、2022年も、この習慣を毎日続けていきます。

それが2022年の抱負の一つですね。

その他の抱負については、また別の記事で書こうと思います。

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