「考え込んでしまう」という悪い癖

もうそろそろ9月が終わろうとしています。

僕の近況について言えば、いろいろと忙しくなってきました。

学業・研究活動、ビジネス、就職先とのやり取り(これはそんな大変なことはないですが)、生活上の雑務など、やることはそれなりにたくさんあります。

で、そういったことをあれこれ考えていたせいか、今日は恥ずかしながら頭がパンクしてしまって、ふて寝してしまいました。

僕には、忙しくなってくると一旦ブレーキを踏んで、全部ストップさせてしまうような癖があります。

まあ、リスクやリターンの把握できない案件については、こういう処置は適切だと思います。

ただ僕の場合、「とにかくやっていくしかないよね」というものについても、同じように一旦立ち止まって考えたくなってしまうので、悪い癖だなと反省しています。

そういえば、この前ドラッカーを読んでいたら、こんな文章に出会いました↓

とうとうここで、決定には判断と同じくらい勇気が必要であることが明らかになる。薬は苦くなければならないという必然性はない。しかし一般的に、良薬は苦い。決定がなくなければならないという必然性はない。しかし一般的に、成果をあげる決定は苦い。

ここで絶対にしてはならないことがある。「もう一度調べよう」という誘惑に負けてはならない。臆病者の手である。臆病者は、勇者が一度死ぬところを、一〇〇〇回死ぬ。「もう一度調べよう」という誘惑に対しては、「もう一度調べれば、何か新しいことが出てくると信ずべき理由はあるか」を問わなければならない。もし答えがノーであれば、再度調べようとしてはならない。自らの決断力のなさのために、有能な人たちの時間を無駄にすべきではない。

引用:「プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか」 P・F. ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳) p167

まさに自分に当てはまっていると思います。

僕は頭でっかちの臆病者なので「もう一度調べよう」としてしまうのですが、やっぱり勇気を持って行動しなきゃダメですね。

それに、行動せずに先のことばかり考えていても仕方ありません。

というか、先のことばかり考えていると、気がおかしくなってしまいそうです。

将来のことばかり考えてため息をつくよりも、いまできることをしっかり積み重ねていくこと。

そのほうが精神的にも肉体的にも健康でいられますし、なにより気分もずっと楽です。

そういえば、斎藤一人さんがこんなことを言ってました↓

1000万円貯めたくて、でも何をしていいかわからないなら、貯金箱を買ってきて1日100円でもいいから貯金しなさい。そうやって実際に行動に移しているとだんだんと良い考えが浮かんでくる。

目の前に山があって「どうしてもこの山が邪魔だ」というのなら、毎日考えているよりも、スコップを持ってきて少しでも山を削りなさい。そうやって本気になって削っているうちに、いろんなアイデアが出てくるし、知恵が出てくる。

引用:以下の動画

僕は、これまでの人生の中で「もう一度調べよう」とか「もうちょっと考えてみよう」として、行動が止まり挫折するということを何度も繰り返してきました。

「調べるべき妥当な理由」や「考えるべき妥当な理由」があるなら話は別ですが、それがないにも関わらず行動を止めてしまうのは、明らかにダメなことですよね。

だから、こうやって自分がいつもの悪いパターンに陥っていることを確認して、その悪癖を直せるように、目の前のやるべきことを一つずつこなしていきたいと思います。

PS.

ちなみに、今回話したものも含めて、僕には悪い癖が3つあると思っていて、それは、

  • 人前に立てない・目立つのが苦手であること
  • 勇気をもって決断・行動すべきときについつい考え込んでしまうこと
  • 手を動かして汗をかかずにあれこれ理由をつけて避けようとすること

です。

また機会があれば、他のものについても反省する記事を書きたいと思います。

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