買うのは簡単、捨てるのは大変

来年度から生活環境が変わりそうなので、最近、暇を見つけてはちょこちょこと不要なものを処分していってます。

で、そんなことをしていて思ったのが「買うのは簡単だけど、捨てるのは本当に大変だな」ということです。

片付けで不要になったものというのは、普段の生活のゴミのように捨てていいわけじゃありません。

粗大ごみなら、ちゃんと処理券を買って、適当な場所にもっていく必要があります。

そして、売れそうなものについては業者に引き取ってもらおうとしているのですが、それでも業者を手配して、引き取ってもらいやすいようにダンボールに詰めたりするのは本当に大変です。

購入するときは、お金を払うだけですから、こちらの時間資源は一切支払う必要がありません。

そして、お金というのは、どれだけの金額であろうと、使うときは一瞬で使えます。

1万円でも100万円でも、全く同じ時間(しかも非常に小さな時間)で支払うことができます。

でも、これがもし金額に応じて支払いにかかる時間が大きくなるのであれば、お金の価値は今よりもずっと小さなものになってしまうでしょう。

お金持ちの人は、自分のお金を使い切れなくなってしまいますからです。

なので、お金のすごいところは、どれだけ金額が大きくなろうと決済にかかる時間が同じであるというところなんですよね。

しかし、その一方でモノを処分するときは、どれだけお金を使ったところで、ある程度の時間を費やさなければならなくなります。

「いやいや富豪レベルなら人に丸投げできるでしょ」みたいに言う人もいるかもしれません。

でも、「人に丸投げする」と言っても、「じゃあ、具体的に誰に丸投げするのか?」をしっかり考えて、その人を管理する手間が掛かってきます。

まさか「誰でもいい」なんてことはないと思うんですよね。

もし、丸投げした人が、自分の資産で悪さをしていたら大変なことになるわけですから、やっぱり、信頼のおける人じゃないと仕事を任せられないわけです。

そして、信頼できる人を探して、その人からの報告を聞いたり管理したりすることは、お金で解決できる問題じゃありません。

自分の時間を使わないとダメな問題です。

ということで、「買うのは簡単だけど捨てるのは大変」という話でした。

世の中には「お金持ちはいくらでも好きなものが買えていいよな」みたいに考えている人もいるかもしれません。

でも、モノを買ったら、必ずいつかはそれを処分する責任が伴います。

生きているうちはもちろんのこと、自分が亡くなったとしても、それを人任せにしてしまうのは人間としてどうかと思うんですよね。

なので、形のあるものについては、処分するときのことまで購入前に考えておくべきです。

間違っても「お金には問題がないから」なんて理由で購入しちゃいけません。

処分に必要なのは、お金だけじゃなく自分の時間なのですから。

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