危機感を持ち続けることは難しい

人間って頭で理解していても、なかなか行動できない生き物だと思います。

僕自身「もっとたくさん行動しておけば…」と、過去を振り返って後悔することがたくさんあるわけですが、まあ、それも仕方ありません。

僕には危機感というものがなかったわけです。

やっぱり「このままじゃダメだな」という危機感がないと、どんなに自分に言い聞かせたところで人は動けないものなんじゃないでしょうか。

では、その危機感ってどうやったら身につくのか?

…正直よくわかりません^^;

理屈で説明して納得するものではないことだけは確かでしょう。

もし可能性があるとすれば、違う環境に移って、優秀な人・すごい人たちに出会って、自分のレベルの低さを痛感するしかないと思います。

だから、ドラッカーが言うように「居心地が良くなってきたら違う環境に移る」という努力が大切なんでしょうね。

僕自身、来年からは違う環境に移るのですが、正直、頭で考えれば「そんなことしなくてもいいんじゃないの?」という気持ちもあります。

ただ、このまま慣れたことをダラダラ続けてもいいことなんてありませんし、「これは自分に必要なことなんだ」と言い聞かせて納得するようしています。

ある程度のストレスがないと生きている心地がしませんからね。

そして、もうひとつ。

「危機感が大事」と言いましたが、その反面、人は追い詰められるとおかしくなってしまうとも考えています。

以前、「鳥はなぜ電線の上に乗ってバランスを崩さないでいられるのか?」「それは最悪バランスを崩しても飛び立てばいいさ」という話を聞いたことがあるんですね。

そこからも分かるように、人が困難なことに挑戦し成功できるのは、失敗したときのリスクを負担する用意があるからです。

だから、挑戦するときは必ず保険が必要です。

「失敗したら人生が終わる」みたいなリスクは抱えてはいけません。

なので、「このままじゃダメだ」という危機感を持ちつつも、その一方で、挑戦する際は「最悪の場合はなんとでもなる」という保険を用意すること。

それはつまり「いまが最悪の状態なのであって、それ以外であれば、自分がどうなろうがなんとでもなる」という認識を持つことなわけですが…。

一度なにかで成功した人がそういう認識を持ち続けるのは難しいわけで、なので、生涯に渡って必死に行動し続けるというのは、なかなか難しいなのかなと思ったりします。

とりとめのない話になりましたが、今日はそんなかんじになります。

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