長期的な成功に必要なものとは?

この前、タニタの体重計に乗って、自分の体組成を測定する機会があったのですが、筋肉量や骨の量、水分量までもが具体的な数字で出てきてビックリしました。

ほんと、「どうやって測っているんだろう?」って不思議に思いましたからね。

で、その測定結果によると、どうやら僕は痩せ型で、もっと筋肉をつける必要があるらしいです。

 

それで僕は思うのですが、こういうのって「死ぬまで」とは言わずとも、それに近いくらいの長期に渡って筋トレし続けない限り、意味がないと思うんですよ。

というのも、頑張って筋肉をつけたとしても、その後なにもしなかったら、元の体型に戻っていくからです。

ダイエットに成功した人がリバウンドしてしまうのも、目標の体重に到達した後、その努力をやめてしまうからですよね。

だから、その体型をキープしようと思ったら、その運動習慣だったり食生活を生涯に渡って継続しつづける覚悟が必要になるんだと思います。

そして、肝心の僕は、筋トレにそこまでの覚悟を持てず、いまのところ保留状態になっています^^;

 

で、まあ、筋トレの話はそこまでにして、世の中にはこういう「生涯に渡って継続し続ける」という覚悟がないと上手くいかないことってたくさんあるように思うんです。

 

例えば、仕事でお客さんに感じよく親切に振る舞う必要があったとしても、普段からやり慣れていないことはできません。

自分では「こうするべきだ」と分かっていても、イマイチ行動に踏み切れなかったり、あるいは、相手の気持ちを汲めずにいい迷惑になっていたりして上手くいかないんです。

だから、「ちゃんと仕事のときは愛想よくするから…」というスイッチの切り替え的な考え方は、上手くいかないうことですね。

まあ、僕としては、スイッチの切り替え的な発想自体は別に悪くないと思うのですが、それもあくまで「できるのであれば」の話です。

実際に上手く機能しない以上、その考え方はダメと言うしかありません。

なので、やっぱり「親切に振る舞える人」というのは、仕事を抜きにして、普段から親切に振る舞えるように努力している人だと思うんですね。

 

そして、ビジネスで成功することについても、これと同じことが言えそうな気がするんです。

長期的に成功している人っていうのは、「リタイアに必要なお金を稼ぐために働く」というよりも、「自分の中にお金を稼ごうとする性質があるから働く」というかんじを受けるんですよね。

 

「お金を稼ぐ必要があるから…」みたいに、課題をこなす意識で勉強している人は、どうしても守りの姿勢になってしまうので、新しいことに挑戦せず、一つのことに固執しがちです。

だから、短期的に成功したとしても、長い目で見たとき、市場の変化などに対応できずに消えてしまうのではないでしょうか。

でも、その一方で、自分の中に「お金を稼ごうとする性質」があるために働いている人というのは、稼ぐこと自体に快さを見出しているので、新しいことに積極的に挑戦し、その結果として、変化に飲まれず生き残っている印象があります。

 

そんなわけで、ダイエットでもビジネスでも、長期に渡って成功し続けるためには、「他に目的があるからやる」というより、「それ自体が面白いからやっている」という状態へ自分を変化させる必要があるんでしょうね。。

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