大人になってこういうことを言うのも恥ずかしいのですが、僕はどちらかといえば孤独を好むタイプの人間です。
いや、もっと正確に言えば、「孤独を好む」というよりは、誰かに対して心を開く勇気がないだけなのかもしれませんが、とにかく人付き合いが苦手なんですよね。
だから、これといって仲のいい友だちとかもいません。
付き合った彼女であったり、家族には自然体で接することができていると思うのですが、これが他人となると、どうしても身構えてしまう自分がいるんですよね。
過去を振り返ってみれば、小学生の頃までは、放課後、毎日と言っていいほど友だちと一緒に遊んでいました。
まあ、この頃から極端に人見知りだったり、恥ずかしがり屋なところはありましたけど、それでも同級生と仲良くやっていました。
でも、これが中学生くらいになった頃から突然、人付き合いが億劫に感じるようになってしまったんですよね。
それからは遊ぶにしても、自分ひとりで本を読んだりゲームをしたりするくらいで、誰かと遊びに行くこともなくなってしまいました。
ちなみに、人付き合いを避けることについて、「誰かにいじめられた」とか、そういう特別な理由は思い当たりません。
たしかに「自分の気持ちが伝わらなかった」とか、「人に嘘をつかれて傷ついた」みたいな経験はあります。
でも、それも別に大したものではなくて、誰しもあるようなレベルのことのはずのことなんですよね。
だから、どうしてこういう引っ込み思案な性格になってしまったのかはよくわかりません。
まあ、もしかすると、僕が忘れてしまっているだけで、本当はものすごく辛い経験があったという可能性もなきにしもあらずですが。。
で、なんでこういう話をしているかというと、最近「このままでいいのかな?」と思うようなことが起きたからです。
これまでは正直、「友だちなんていなくてもいいじゃん」と思っていたし、そう思っていたからこそ、人付き合いを避けてきたわけですが、
人間というのは、結局、助け合いの中でしか生きていけないわけで、若いうちは一人でもなんとかやっていけるかもしれませんが、今後ずっとそうやっていられるかというと微妙なところでしょう。
とにかく、なぜ自分はここまで人間関係に苦手意識があるのか、それが知りたいですね。
ただ「勇気がないだけ」とか「言い訳している」だけじゃ説明がつかないような気がしていて、根本の原因を知ることから始めないと、解決は難しいかなあ…なんて考えていたりする今日このごろです。