先日、北朝鮮による拉致被害者である横田めぐみさんの父親、横田滋さんが亡くなったというニュースがありましたね。
あれだけ一生懸命活動されて、結局、娘とは再開できなかったのだと思うと、残念というか、やりきれないというか、複雑な気持ちになってしまいます。
それにしても、この拉致被害の話というのは、本当にいつ聞いても気分の悪い、腹立たしい話ですよね。
道を歩いていたら、いきなり知らない人に拉致されて、知らない国に連れて行かれて…、被害にあった人は一体どれだけつらい思いをしたことでしょうか。
拉致被害のニュースを見るたび、そういったことを想像してみるのですが、いつも胸がグーッと重たくなってしまいます。
きっと拉致を指示する側の人間は、そんなこと一切考えたりしないんでしょうね。。。
そして、話は変わりますが、父親の横田滋さんも本当に立派な人だったんだと思います。
もし同じことが自分の身に起きたとして、滋さんと同じように問題解決のため前向きに行動できたか?というと、僕だったら正直、無理だったろうなという気がします。
犯人がそこらの一般人ではなくて、いわば国家ぐるみの犯行なわけですからね。僕だったらきっと自暴自棄になってただろうなと。
おそらくですが、北朝鮮が正式に拉致を認めるまでは、周りからも白い目で見られたりしたことが何度もあったんじゃないでしょうか。
でも、そんな中でも諦めずに、ここまで活動を続けて、常に問題解決に向けて生産的に生きてきた人がいたというのは、本当に人間として尊敬でしかないですし、こんな立派な人がいたということを、僕らは忘れてはいけません。
滋さんのご冥福をお祈りします。
今回の報道を受けて、この問題については若い人にも知ってほしいと思いますし、そのためにも自分があれこれ調べて勉強しなくちゃなって感じました。
あと自分も、もっと相手の気持ちをちゃんと考えられる人間になって、なおかつ、どんな不幸が起きたとしても諦めたり投げ出したりせずに、生産的でいられるようにならなくちゃいけませんね。
それと最後に、あくまで余談ですが、平和は何よりも優先されるべきことなんでしょうけど、こういうニュースを見ると、武力を背景にして問題解決するのも悪くないんじゃないかと思ってしまったりします。。。