僕に限った話じゃないと思いますが、疲れていたりすると、ついダラダラと動画を見続けて、時間をムダにしてしまうことがよくあります。
それはもちろん「動画を見ていて楽しいから」なのですが、
ただその一方で、あとから振り返ってみると、「それほど面白いわけでもなかったのだけれど気づけば1時間経ってた…」なんてこともあるわけで、この中毒性は一体どういうところから来ているのかなと、ふと疑問に感じたわけです。
で、僕なりに少し考えてみた結果、それは「楽しための努力のハードルが低いから」なのではないかと思いました。
Youtubeを例にあげると、やることといったら再生ボタンを押すことくらいで、頭を使って考えさせられるとか、集中力や忍耐力とかも要求されません。
何の努力もせずに楽しめるわけです(まあ、その分、得られる面白さにも限度があるわけですが。。)
僕の場合、同じ動画だったら映画鑑賞のほうが面白いはずなのに、ついついYoutubeを選んでしまうのがですが、そう考えると、この現象も上手く説明できます。
映画というのは、モノによると思いますが、ちゃんと集中してみていないと後で話がわからなくなりますし、時間も長い分だけ忍耐力が求められますよね。
つまり、こちら側に「楽しむ努力」を求められるわけで、それだったらラクできるYoutubeを選ぼうってことなんでしょう。
あるいは、SNS依存症の人も同じなんだと思います。
画面をスライドさせるだけで、情報が延々と表示されていくわけですから。
だから、結局のところ、僕らは楽したいだけなんでしょうね^^;
よって、「ダラダラ動画を見続けてしまう」とか「SNSばかり見てしまう」という癖を治そうと思ったら、集中力や忍耐力、あるいは規律をもって行動する力とか、そういう基本的な人間力を鍛える必要があるということになります。
そうやって根本的なところから解決しないかぎり、また別のゲーム・アプリや、別の趣味に時間を浪費し続けることになるんだと思います。